絶対☆アイドル/ぎん太(原作:須田洋) 感想
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2009/06/04 00:12:09
2009/06/04 00:12:09
![]() | 絶対☆アイドル (角川コミックス ドラゴンJr. 133-1) (2008/09/09) 須田 洋ぎん太 |
絶対☆アイドル/ぎん太(原作:須田洋、協力:チュアブルソフト)/全1巻/ドラゴンエイジ連載/女装/百合
粗筋:アイドルを目指す少年・天乃宙(あまの そら)は、誤解から女の子としてスカウトされてしまう。彼には伝説の存在""絶対アイドル""の資質があるというが? 変態か英雄か!? ドキドキいっぱい、男の子のためのシンデレラストーリー!
感想:粗筋通りの内容です。女の子と勘違いされてスカウトされた宙が、星空ソラノとしてアイドルデビューします。女装アイドルものだと、少女少年シリーズ/やぶうち優が有名かと思うのですが、それとは違って、事務所にも男だということは隠したままです。
まず絵が可愛いです。作者は本業イラストレーターさんで、漫画は初ということでしたが、動きや表情も可愛らしく、漫画としても面白かったです。
表紙だといかにも女の子女の子した感じですが、女の子を守ろうとするなど、思ったよりも男らしかったです。アイドルになろうとした切っ掛けの話も好きでした。よく「きゃあ!」と言うのは気になりましたが。
主人公以外だと、メガネなまじめお姉さん桐梨子、毒舌ロリータ梨緒子、桐梨子大好きな性悪アイドル稀華が登場しますが、どの子も可愛く、あるいはかっこよくて良かったです。
絵も話も安定していて面白いのですが、女装アイドルものとして一つ突っ込みたいところがあります。
主人公、なんでばれないの?
お約束と言えばお約束なんですが、やっぱり突っ込みたい。一応理由はあって宙はアイドルへの思いを解放して、真のアイドルになることができるかららしいのですが。
ちなみに真のアイドルになると眼の中に星が輝くようになります。最終的には下着姿にさせられますが、その解決方法も…。
なお、チュアブルソフト協力とありますが、チュアブルソフトのゲームとは関係ありません。それから、原作者の須田洋さんの絵も最後に載っています。名前は違いますが、何冊かコミックも出ている漫画家さんです。
コミカルな女装ものが好きな人、こんなかわいい子が女の子なわけない!!と思う人にお勧めです。
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まだ記事は書いていないのですが、少女少年/やぶうち優も名作です。
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