TSF該当:死神様に最期のお願いを 3巻/山口ミコト 感想
admin≫
2011/01/07 00:27:54
2011/01/07 00:27:54
ガンガンJOKERにて連載中「死神様に最期のお願いを」3巻で変身女体化TSFがありました。
該当は第11話と最終話の第13話ラスト。にょたキャラが登場し、活躍を期待させる場面で4巻に続いています。
死神様に最期のお願いを/ガンガンJOKER連載中/1~3/TSF(変身)/女体化/ホラー/推理/死神/幽霊
両親と実の妹3人を殺し、死刑判決を受けた相田静の前に現れたのは、死んだはずの妹、響だった。
彼女はその死後、死神として転生し、家族を殺した静を確実に地獄へ落とすためにやって来たという。
通常許されないはずの身内の魂を導く役目を譲られた響は、その条件として死神のもう一つの役目「最期の願い」を課される。
そこには自分と両親を殺した事件の思いがけない真相が隠されていた。(Wikipediaより)
続きものミステリーの要素も含まれる作品のため3巻の粗筋は省略します。
1巻から読んでみたい方は、登場キャラクターにネタばれが含まれるため2巻・3巻の粗筋は読まれないほうが良いかと思います。
TSF感想
女体化するのはこの作品のメインキャラクター(以下「彼」)。
心残りのある死人の願いを叶えるために、死神の能力で女の子に変えられてしまいます。
女体化キャラには珍しく知的で温和な少年で、女体化すると大人びたお姉さん風美少女に変身します。

初めての変身は3巻収録の第11話。知能が高い女性と付き合いたいというインテリ青年と女体化してデートをするのぼのコメディ。意外で少し切ないラストも良かったです。
また同じ3巻最終話の13話は、女性のみ参加可能の殺人ゲームに参加するため、再び変身した場面で終わりました。

もともと願いをかなえることが彼自身の目的でもあるため、美少女の体で「相手の望む女の子」を演じるのですが、
同居している死神たち(特に彼に思うところのある少女)は、男相手に嫉妬したり、その癖デートのために彼と服を買いに行ってみたりと忙しいです。
また女体化した「彼」は容姿に加えて人を引き付けるカリスマがあるらしく、13話では出会って1ページで少女の信頼を得、挙句カバー下には、少女と女体化した彼のマリ見てチックな百合イラストが描かれていました。
女体化した本人が自分の体に全く関心がない上、一番に「願いを叶える」という目的があるので女体化ならではの旨味は薄いのですが、
お姉さん風にょたっ娘も、女体化した本人はのほほんとしているのに周りがパニックを起こしているのも、どちらも新鮮で面白かったです。
なお第1話62ページが「ガンガンJOKER公式サイト」で公開中です(これにはTSF要素はありません)。
ガンガンJOKER連載作品第1話試し読みページ:http://www.square-enix.com/jp/magazine/joker/browse/index.html
「未来日記」レベルのグロが含まれるため、グロがとんでもなく苦手という方はご注意ください。
私はこの試し読みがツボに来て購入したのですが、個人的に大当たりでした。
「殺人」「人の死」「死神」というと切ないものが多いのかな?と思ったのですが、案外後味の悪い話が多い。
しかも「死神」というファンタジーな設定の癖に、憎悪や復讐といったドラマチックなものよりも利己的で自分本位なものが多く、気持ちの悪さを助長しています。
一話一話が毎回どんでん返しの知能戦。合間に死神の日常や11話のような優しい話が混ざるのも、緩急が付けられていて良かったです。
試し読みが気になった人には、間違いなくおすすめの作品です。
関連記事:死神様に最期のお願いを(4・最終巻)/山口ミコト 感想
該当は第11話と最終話の第13話ラスト。にょたキャラが登場し、活躍を期待させる場面で4巻に続いています。
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両親と実の妹3人を殺し、死刑判決を受けた相田静の前に現れたのは、死んだはずの妹、響だった。
彼女はその死後、死神として転生し、家族を殺した静を確実に地獄へ落とすためにやって来たという。
通常許されないはずの身内の魂を導く役目を譲られた響は、その条件として死神のもう一つの役目「最期の願い」を課される。
そこには自分と両親を殺した事件の思いがけない真相が隠されていた。(Wikipediaより)
続きものミステリーの要素も含まれる作品のため3巻の粗筋は省略します。
1巻から読んでみたい方は、登場キャラクターにネタばれが含まれるため2巻・3巻の粗筋は読まれないほうが良いかと思います。
TSF感想
女体化するのはこの作品のメインキャラクター(以下「彼」)。
心残りのある死人の願いを叶えるために、死神の能力で女の子に変えられてしまいます。
女体化キャラには珍しく知的で温和な少年で、女体化すると大人びたお姉さん風美少女に変身します。

初めての変身は3巻収録の第11話。知能が高い女性と付き合いたいというインテリ青年と女体化してデートをするのぼのコメディ。意外で少し切ないラストも良かったです。
また同じ3巻最終話の13話は、女性のみ参加可能の殺人ゲームに参加するため、再び変身した場面で終わりました。

もともと願いをかなえることが彼自身の目的でもあるため、美少女の体で「相手の望む女の子」を演じるのですが、
同居している死神たち(特に彼に思うところのある少女)は、男相手に嫉妬したり、その癖デートのために彼と服を買いに行ってみたりと忙しいです。
また女体化した「彼」は容姿に加えて人を引き付けるカリスマがあるらしく、13話では出会って1ページで少女の信頼を得、挙句カバー下には、少女と女体化した彼のマリ見てチックな百合イラストが描かれていました。
女体化した本人が自分の体に全く関心がない上、一番に「願いを叶える」という目的があるので女体化ならではの旨味は薄いのですが、
お姉さん風にょたっ娘も、女体化した本人はのほほんとしているのに周りがパニックを起こしているのも、どちらも新鮮で面白かったです。
なお第1話62ページが「ガンガンJOKER公式サイト」で公開中です(これにはTSF要素はありません)。
ガンガンJOKER連載作品第1話試し読みページ:http://www.square-enix.com/jp/magazine/joker/browse/index.html
「未来日記」レベルのグロが含まれるため、グロがとんでもなく苦手という方はご注意ください。
私はこの試し読みがツボに来て購入したのですが、個人的に大当たりでした。
「殺人」「人の死」「死神」というと切ないものが多いのかな?と思ったのですが、案外後味の悪い話が多い。
しかも「死神」というファンタジーな設定の癖に、憎悪や復讐といったドラマチックなものよりも利己的で自分本位なものが多く、気持ちの悪さを助長しています。
一話一話が毎回どんでん返しの知能戦。合間に死神の日常や11話のような優しい話が混ざるのも、緩急が付けられていて良かったです。
試し読みが気になった人には、間違いなくおすすめの作品です。
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