カッパときのこ(全1巻)/魔神ぐり子 感想
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2010/09/24 23:26:52
2010/09/24 23:26:52
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とある村、とある家、とある縁側で、カッパときのこは今日もダラダラと過ごしている。
時には世相を斬ってみたり、悪魔を飼ってみたり、ダイエットに挑戦してみたり、擬人化してみたり。
四季を通して何かしらの事件を起こし、巻き込まれ、痛い目を見ている二人の毎日は、なんだかんだで楽しそうです。
「楽屋裏」の魔神ぐり子が描く、非日常ダベリ系ギャグ漫画がここに見参!
タイトル通り、ニートのきのことクールな河童がだべる漫画。
妖怪の河童と歩いてしゃべるきのこが主役ですが、内容はひたすら下ネタです。
叩こうが裂こうが血飛沫出そうが次の話では復活するきのこのせいで、微妙にグロも混ざります。
一応妖怪がサブ主人公ですが、その設定はまったく生かされていません。
どっからどう見ても人外の生物が、必要以上に人間くさい暮らしをしている漫画が好きな方には良いかも?
掲載誌は一迅社のWORDとゼロサムオリジナルアンソロジーシリーズ Arcanaでした。教えてくださった方ありがとうございます
自分の既読の漫画だと「銀魂」のギャグ回や「殺し屋さん」に少し近いように思いました。
作者さんはエニックスで長くゲームパロの4コマやショートギャグを描いていた方なので、ギャグは面白いです。
文字が多く大きめのサイズのコミックなのに670円という微妙に安い価格なので、ちょっとお得感はありました。
ネタがアレなのときのこが時々本気で気持ち悪い言動をしますが、癖になる面白さでした。
擬人化ネタ
カブトムシがオッサン化したり、猫が人になったりします。萌えはありません。
また人間くさい二足歩行の猫たちの4コマもラストに収録されています。
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