WEB掲載擬人化読切：夕日ヶ丘動物園のこうていさん/冬野みかん 感想

第７回電撃コミックグランプリ優秀賞作品『夕日ヶ丘動物園のこうていさん/冬野みかん』がきぐるみチックな姿をした動物擬人化漫画でした。
掲載ページ：http://asciimw.jp/award/comic/koremade07.php
夕日ヶ丘動物園のこうていさん/冬野みかん/第７回電撃コミック優秀賞/獣人/擬人化

粗筋：どんな相談事も聞いてくれる皇帝ペンギンこうていさんと、動物の言葉がわかる飼育係が、トラの女の子と人間の少女をつなげる物語。

こうていペンギンこうていさんを初め、スマトラのリリーやフェネックギツネの姉妹が登場するほのぼのストーリーです。
擬人化ものには割と珍しく、動物の毛皮のきぐるみを女の子が着ているような姿で描かれています。
登場する動物は少ないのですが、優しく明るい動物たちは可愛らしく、物足りなさは感じません。
小さな人間の女の子の願いを叶えるため、頑張るこうていさんはいじらしいです。
等身低めのふんわりした絵柄もあっていて、読んでいて暖かく、少し切ない気持ちになれました。

ちなみに作者さんはケモノが好きらしく、HPやブログでケモノ絵(けもみみだけでなく、クロノアっぽい獣人も掲載)やフリーゲーム(勿論ケモノ)を公開されているので、気になる方は探してみてください。(※一部R18なので18歳未満の方はご注意ください)。