戦国BASARA漫画いろいろ感想
admin≫
2009/05/22 23:53:52
2009/05/22 23:53:52
電撃マ王公式サイトで、戦国BASARA 第1話(佐々倉コウ)完全公開中
http://maoh.dengeki.com/series.html
現在アニメ版『戦国BASARA』をベースにした漫画が、電撃マ王にて連載中です。第一話を公式サイトで読むことができます。
戦国BASARAベース
戦国BASARA乱・世・乱・舞/霜月かいり/全3巻/メディアファクトリー
今川の挙兵を契機に、各国の武将が天下を目指し動き始めた。尾張の信長の残虐な行為の噂も広がる中、武田軍、伊達軍もまた戦国の世に名乗りを上げた。
※戦国BASARAがベースなので、2から登場するキャラクター(浅井夫婦、前田慶次、アニメにでなさそうですが豊臣軍)が出てきません。あと小十郎はいることにはいますが、全くの別キャラクターとして作られています。
格好いい漫画です。見た目格好いい男が格好良く闘う話。
幸村・政宗のダブル主人公だそうですが、かなり幸村よりです。他には武田軍(御屋形様、佐助)、伊達軍(小十郎)、上杉軍(謙信、かすが)、敵となる織田軍(信長、濃姫、明智、蘭丸)が多め。多少戦闘描写があるのは徳川軍(家康、忠勝)長曽我部、いつきです。島津、毛利、今川は名前程度の登場。
技名や登場時の名乗りの上げ方はゲーム通りでした。ですが、伊達軍の小十郎や、武田軍の山県(上杉との話し合いに同席したり、幸村を叱責したり)、佐助の配下?の忍者(一回だけの登場ですがしっかり顔出し、加えて意味深な刺青あり)などのオリジナルキャラが登場する上かなりでしゃばり、話に入り込めないことが多くありました。
ビジュアル的な違いとしては、幸村の胸当のようなジャケットがありません。あと、この漫画の幸村は濃姫の顔にマジ蹴りくらわせてました。何より政宗の髪が白髪だったのに違和感がありました。あと馬は全てが白です。お陰で伊達軍が遠目に白い集団になっています。でも近付くと黒い。謎です。旗にずんだもち(たぶんギャグで)とか書いているのにリーゼントはありませんでした。
ともかくBASARAの漫画が見たいんじゃい!!という人は買ってもいいんではないかと。あと濃姫とかすがの体つきと衣装のはだけ具合は、全漫画の中で一番セクシーです。。
戦国BASARA2ベース
戦国BASARA2/灰原薬/全4巻/電撃コミックス
織田信長が本能寺にて死亡した後、勢力を広げる豊臣軍を、伊達軍がぶっつぶそうとする話です。
作品を通して見ると政宗が主役ですが、常にメインというわけではなく、上杉軍vs武田軍の乱戦描写なども描かれています。おおまかな粗筋が同じグルーヴン・ドラゴンと比べ派手さには欠けますが、各軍が策を練ったり、交渉を仕掛けたりと乱世ものとしての描写が多くなっているのは魅力的です。あと馬一押し漫画。筋肉が美しいです。
登場が多いのは政宗。次いで慶次、幸村ですが、彼らと関わりの多い上杉軍・前田家の登場も多いです。特にかすがとまつの登場は多く、しっかり活躍しています。男性陣は筋肉質に描かれることが多いですが、女性キャラは美人で可愛らしいです。
登場場面が少ないのは浅井家(長政・市)、北条氏康と風魔小太郎、明智光秀。徳川家康と本田忠勝、長曾我部、毛利はラストのみの登場です。本願寺顕如、今川義元、島津義弘、森蘭丸、濃姫、ザビー、いつきは登場しません。
難をあげるならば、ゲーム未プレイだと関係性や立ち位置などがいまいち分りづらいこと。先にもあげましたがゲームの派手さに欠けることです。あと所々描写が速いのが残念。巻数の都合??
ですが、キャラクターの描写は非常に魅力的です。もちろんゲームと同じキャラクターではありますが、ゲームの関係性や心理を基軸にそれぞれの悩みや考えも描写され、より濃厚に人間らしく感じられます。
戦国BASARAのコミカライズという形ではありますが、灰原薬によって一つの戦乱の世の物語が作り上げられていて、BASARAとしても漫画としても良作だと思います。
戦国BASARAアンソロジー感想(灰原薬の作品もあり)はこちら。
灰原薬の別作品、「とかげ」の感想はこちら。現代が舞台のオリジナル伝奇作品です。
戦国BASARA2 英雄外伝ベース
戦国BASARA2~落花流水の章~/綾瀬マナ/全1巻/アスカコミックスDX
時は戦国乱世。北近江の武将・浅井長政は“魔王”織田信長の妹・お市を妻にめとり暮らしていた。惹かれ合うものの、なかなか気持ちを伝えられない2人。前田慶次、前田利家、まつ達によって、“夫婦円満大作戦”が始まった!? (「MARC」データベースより)
戦国BASARAなのに少女誌連載。それもそのはず、がっつり少女マンガです。
市が大事すぎるあまり厳しくしてしまう長政と、嫌われてると思い込んでいる市の恋物語、そしてこの2人を仲良くさせようとする前田家の話です。おそらくBASARA漫画の中で一番慶次が活躍している漫画です。一応主人公の筈なのに…
コメディ要素高めですが、市の「魔王の妹」としての能力・黒い手の暴走、織田軍との関わりはシリアスに描かれており、浅井夫婦の絆を感じることもできます。
浅井二人が好き!前田家もっと出て来い!!という人におすすめです。
表紙だと絵が多少拙い感じがしますが、話も構成もいいので読んでいると気にならなくなりました。
登場は浅井夫婦>慶次と夢吉>前田夫婦、4話に少しだけ織田軍、ちょこっとだけ五本槍も出ていました。
この本以外だと
続きはアニメに出ていない豊臣軍・いつきの説明です。ゲームのネタばれになっています。
▼続きを読む▼
http://maoh.dengeki.com/series.html
現在アニメ版『戦国BASARA』をベースにした漫画が、電撃マ王にて連載中です。第一話を公式サイトで読むことができます。
戦国BASARAベース
![]() | 戦国BASARA乱・世・乱・舞 1 (MFコミックス) (2006/01/23) 霜月 かいり 商品詳細を見る |
今川の挙兵を契機に、各国の武将が天下を目指し動き始めた。尾張の信長の残虐な行為の噂も広がる中、武田軍、伊達軍もまた戦国の世に名乗りを上げた。
※戦国BASARAがベースなので、2から登場するキャラクター(浅井夫婦、前田慶次、アニメにでなさそうですが豊臣軍)が出てきません。あと小十郎はいることにはいますが、全くの別キャラクターとして作られています。
格好いい漫画です。見た目格好いい男が格好良く闘う話。
幸村・政宗のダブル主人公だそうですが、かなり幸村よりです。他には武田軍(御屋形様、佐助)、伊達軍(小十郎)、上杉軍(謙信、かすが)、敵となる織田軍(信長、濃姫、明智、蘭丸)が多め。多少戦闘描写があるのは徳川軍(家康、忠勝)長曽我部、いつきです。島津、毛利、今川は名前程度の登場。
技名や登場時の名乗りの上げ方はゲーム通りでした。ですが、伊達軍の小十郎や、武田軍の山県(上杉との話し合いに同席したり、幸村を叱責したり)、佐助の配下?の忍者(一回だけの登場ですがしっかり顔出し、加えて意味深な刺青あり)などのオリジナルキャラが登場する上かなりでしゃばり、話に入り込めないことが多くありました。
ビジュアル的な違いとしては、幸村の胸当のようなジャケットがありません。あと、この漫画の幸村は濃姫の顔にマジ蹴りくらわせてました。何より政宗の髪が白髪だったのに違和感がありました。あと馬は全てが白です。お陰で伊達軍が遠目に白い集団になっています。でも近付くと黒い。謎です。旗にずんだもち(たぶんギャグで)とか書いているのにリーゼントはありませんでした。
ともかくBASARAの漫画が見たいんじゃい!!という人は買ってもいいんではないかと。あと濃姫とかすがの体つきと衣装のはだけ具合は、全漫画の中で一番セクシーです。。
戦国BASARA2ベース
![]() | 戦国BASARA2 1 (電撃コミックス) (2007/08/27) 灰原 薬 商品詳細を見る |
織田信長が本能寺にて死亡した後、勢力を広げる豊臣軍を、伊達軍がぶっつぶそうとする話です。
作品を通して見ると政宗が主役ですが、常にメインというわけではなく、上杉軍vs武田軍の乱戦描写なども描かれています。おおまかな粗筋が同じグルーヴン・ドラゴンと比べ派手さには欠けますが、各軍が策を練ったり、交渉を仕掛けたりと乱世ものとしての描写が多くなっているのは魅力的です。あと馬一押し漫画。筋肉が美しいです。
登場が多いのは政宗。次いで慶次、幸村ですが、彼らと関わりの多い上杉軍・前田家の登場も多いです。特にかすがとまつの登場は多く、しっかり活躍しています。男性陣は筋肉質に描かれることが多いですが、女性キャラは美人で可愛らしいです。
登場場面が少ないのは浅井家(長政・市)、北条氏康と風魔小太郎、明智光秀。徳川家康と本田忠勝、長曾我部、毛利はラストのみの登場です。本願寺顕如、今川義元、島津義弘、森蘭丸、濃姫、ザビー、いつきは登場しません。
難をあげるならば、ゲーム未プレイだと関係性や立ち位置などがいまいち分りづらいこと。先にもあげましたがゲームの派手さに欠けることです。あと所々描写が速いのが残念。巻数の都合??
ですが、キャラクターの描写は非常に魅力的です。もちろんゲームと同じキャラクターではありますが、ゲームの関係性や心理を基軸にそれぞれの悩みや考えも描写され、より濃厚に人間らしく感じられます。
戦国BASARAのコミカライズという形ではありますが、灰原薬によって一つの戦乱の世の物語が作り上げられていて、BASARAとしても漫画としても良作だと思います。
戦国BASARAアンソロジー感想(灰原薬の作品もあり)はこちら。
灰原薬の別作品、「とかげ」の感想はこちら。現代が舞台のオリジナル伝奇作品です。
戦国BASARA2 英雄外伝ベース
![]() | 戦国BASARA2 ~落花流水の章~ (あすかコミックスDX) (2008/06/26) 綾瀬 マナ 商品詳細を見る |
戦国BASARA2~落花流水の章~/綾瀬マナ/全1巻/アスカコミックスDX
時は戦国乱世。北近江の武将・浅井長政は“魔王”織田信長の妹・お市を妻にめとり暮らしていた。惹かれ合うものの、なかなか気持ちを伝えられない2人。前田慶次、前田利家、まつ達によって、“夫婦円満大作戦”が始まった!? (「MARC」データベースより)
戦国BASARAなのに少女誌連載。それもそのはず、がっつり少女マンガです。
市が大事すぎるあまり厳しくしてしまう長政と、嫌われてると思い込んでいる市の恋物語、そしてこの2人を仲良くさせようとする前田家の話です。おそらくBASARA漫画の中で一番慶次が活躍している漫画です。一応主人公の筈なのに…
コメディ要素高めですが、市の「魔王の妹」としての能力・黒い手の暴走、織田軍との関わりはシリアスに描かれており、浅井夫婦の絆を感じることもできます。
浅井二人が好き!前田家もっと出て来い!!という人におすすめです。
表紙だと絵が多少拙い感じがしますが、話も構成もいいので読んでいると気にならなくなりました。
登場は浅井夫婦>慶次と夢吉>前田夫婦、4話に少しだけ織田軍、ちょこっとだけ五本槍も出ていました。
この本以外だと
続きはアニメに出ていない豊臣軍・いつきの説明です。ゲームのネタばれになっています。
▼続きを読む▼
この記事へのコメント
お初にお目にかかります。。
私ニックと申します、最近。戦国BASARA
に、興味が出てきて、ネットでは、
よく見ていたんですけどアニメでやってなくて、
ある番組で、戦国BASARAがやっていたので
そこで、がっつりほれてしまいました・・・
そこでいろいろ調べてここにたどり着きました。
ためしに、いろんなところに行って見つけて、買ってみたら、とても面白かったです。
また、おススメお願いします。
私ニックと申します、最近。戦国BASARA
に、興味が出てきて、ネットでは、
よく見ていたんですけどアニメでやってなくて、
ある番組で、戦国BASARAがやっていたので
そこで、がっつりほれてしまいました・・・
そこでいろいろ調べてここにたどり着きました。
ためしに、いろんなところに行って見つけて、買ってみたら、とても面白かったです。
また、おススメお願いします。
ニック様
伊達政宗格好いいですよね!!
戦国BASARAはゲームはもちろん面白いのですが
派生作品もどれも面白くてお勧めです!!
個人的には灰原薬マンガが知的で渋くていいと思うのですが、
現在連載中の佐々倉コウのマンガも格好いいです。
ゲームだと戦国BASARA2とBASARA2英雄外伝がおすすめです♪
1はOP(特に現代版)がとにかく格好いいのですが、
キャラクター同士の掛け合いがほとんどないのでちょっと寂しい感じでした。
コメントありがとうございました(^_^)v
伊達政宗格好いいですよね!!
戦国BASARAはゲームはもちろん面白いのですが
派生作品もどれも面白くてお勧めです!!
個人的には灰原薬マンガが知的で渋くていいと思うのですが、
現在連載中の佐々倉コウのマンガも格好いいです。
ゲームだと戦国BASARA2とBASARA2英雄外伝がおすすめです♪
1はOP(特に現代版)がとにかく格好いいのですが、
キャラクター同士の掛け合いがほとんどないのでちょっと寂しい感じでした。
コメントありがとうございました(^_^)v
この記事へコメントする