八百万(全１巻)/みもり(原作:畠中恵) 感想

八百万(やおよろず) (Flex Comix フレア) (2010/02/11) みもり、畠中 恵(原作) 他 商品詳細を見る

八百万/みもり(原作:畠中恵)/全１巻/WEBコミック FLEX COMIX Flare連載/神様/稲荷神/妖怪/獣人(狐)/けもみみ(狐)

『この男・春門（はるかど）、＜人でなし＞の秘密あり。』　
累計270万部超の大ヒット小説「しゃばけ」シリーズの畠中恵が描く大江戸ミステリーを、「ひぐらしのなく頃に～宵越し編～」のみもりが鮮やかにコミック化！　
──時は江戸。小さなお稲荷様にやってきた青年・春門とお供の仲間たちが織りなす、痛快大江戸推理帖！(Yahooコミックあらすじより)

場所は大江戸、とある町の稲荷神を任された新米神様・春門が、お付の三匹狐と一緒に難事件を解決する神様ミステリーです。
ミステリーとしては良いと思いますが、神話や妖怪目当てだったのでそういった描写がとても少なかったのが残念でした。裏表紙でてっきり獣な部下達(青年２人と少女です)も大活躍するのかと思ったのですが、耳や尻尾がある状態すらほとんど無いとは……。
表紙の可愛い狐もほぼ登場しないので、そちら目当ての方には微妙な作品かもしれません。
むしろ推理漫画と思って読んだら、神様ネタもあったという感じが近かったです。

原作は未読なのですが、小説の『しゃばけ』と似ているように感じましたので、畠山恵の作品の雰囲気は再現されているのではないかと思います。
絵柄は癖がありますが、好きな方は好きなのではないでしょうか。特にカラーは綺麗です。
Yahooコミックで番外編の試し読みができるので、そちらも参考にされてください。
Yahooコミック　八百万掲載ページ