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くろぼね(1巻打ち切り)/真鍋譲治 感想 

くろぼね
くろぼね/真鍋譲治/1巻/獣人/歴史パロディ

粗筋:敗戦の為に貧困に喘ぐガルマでは、国王に反乱する共産軍の抵抗と国王主義派の混乱の中にあった。
共産主義のデモに気まぐれで参加した主人公・バウは、偶然にも反共産主義の会合に飛び込んでしまう。
政治になどたいした興味もなかったバウだったが、成り行きで参加するうちに次第にその熱に巻き込まれていく。
そして、共産軍の手により王都が落ち、バウは王都の悲劇を目にする。

犬の世界を舞台にした政治漫画。政治と戦争というテーマを、その狂気と動乱に焦げ苦しむ人々を見つめる一大学生の目から映し出しています。
仮想国家を舞台としていますが、主人公の住む「ガルマ」はどう見ても独逸です。そして気弱な好青年主人公・バウは・・・・。

表紙の通り、登場人物の見た目は完全に犬の姿の獣人です。ただ好物が骨という設定はありますが、特に犬らしい言動というものはありませんでした。
美しい令嬢も強欲な政治家も全て獣人で、アニメ『名探偵ホームズ』が好きな方には堪らない作品だと思います。ただ人々が虐殺されることもあるため、ふさふさしっぽの可愛い獣人をほのぼの愛でたいという方には向きません。

真鍋さんの獣人ものである『ワイルド・キングダム』が個人的に微妙な出来だったので、『くろぼね』には全く期待していなかったのですが、まるで生きているかのように苦悩する獣人は生々しく良い意味で裏切られました。

しかし出版社からのお叱りで打ち切りに。

作品化では禁忌とされているテーマを、架空の国家、架空の種族を用いて描くという手法がとても面白かったです。一部再現が過剰なことで問題視されてしまったのは、本当に残念です。

私はこの作品のモデルとされた時代・国家には詳しくないのですが、実在の彼ら・国も調べたくなりました。
第1巻では国民のためであったはずの共産軍が守るべき人々を蹂躙することに苦しむバウが、いつか役に立つはずと信じ学問を始めるところで終了です。
あの人物の心をバウの心理として創作的に読めるのは面白かったですが、肝要のバウの行動まで描かれないのは残念でした。

なお、現実の歴史を背景として描いた作品としても面白いのですが、主人公・バウと国家の混乱の変容の描かれ方とその流れには、一つの物語としても非常に納得がいき面白かったです。

関連記事:ワイルド★キングダム(1)~(2)/真鍋譲治 感想
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