四月怪談(TSF?小ネタ)/大島弓子 感想
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2010/03/13 21:04:37
2010/03/13 21:04:37
![]() | 四月怪談 (白泉社文庫) (1999/03) 大島 弓子 商品詳細を見る |
あらすじ:ひょんなことで死んでしまった女子高生の初子。
先輩幽霊弦之丞に、体に戻るように言われるが――。
一応幽霊ものですがホラーよりも、むしろコメディタッチの明るい作品です。
幽霊になったばかりの初子は幽霊の能力(瞬間移動や透明なこと)を利用して、コンサートを見に行ったり、好きな人を追い掛けたり。
そんな彼女を心配して追っかけるのは、江戸時代から自分の体を探しているという古参幽霊の弦之丞。
古い作品ですが、幽霊になっても、そう簡単に人が変わらないことや、「天国」などの概念が一切ない死後の世界の描かれ方は、とても新鮮でした。
「死」がテーマではあるのですが、明るくユニークな作品で、読んでいると元気になれる漫画です。
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