嘘つきロイド/赤睦美 感想
admin≫
2010/01/26 00:25:55
2010/01/26 00:25:55
ガンガンONLINEに掲載されている「スクウェア・エニックスマンガ大賞アワードChoice!」作品の内の一つ『嘘つきロイド/赤睦美』が、アンドロイドと人間の少女の物語でした。
『嘘つきロイド/赤睦美』掲載ページへリンク※アワードChoice!アンケート受付期間:2010年1月21日~2010年2月17日まで。掲載期間は不明。
リンク先修正しました。2011/6/23現時点ではこちらで読むことが出来るようです。
嘘つきロイド/赤睦美/ガンガンONLINE掲載/アンドロイド/SF
舞台は、少子化が進み人間よりアンドロイドの数が増加した22世紀。女性を貴重な存在とし、少女達には安全管理のため、世話役のアンドロイドを付けることが義務とされていた。
そして少女リンネの元にも、世話役アンドロイド・カインが派遣されてくる。亡き父の顔を模し感情プログラムがより人間に近いカインに、リンネは想いを募らせていくのだった…。
少女とアンドロイドが紡ぎ出す、淡く切ないラブストーリー。(HP紹介文より)
人間がアンドロイドよりも減少した近未来。
子供を生むことができる貴重な「女性」が、身体が成熟するまでアンドロイドに管理・育成される世界。
そして主人公の少女は、父親と同じ顔のアンドロイドを選ぶ。
開始1ページ目にあっさり語られる設定です。
人ではなくアンドロイドが管理する「性」、そして父親を従える少女。幼くファンタジーチックな絵柄と正反対の退廃的な設定が、酷く奇妙に映りました。
物語は、昔の王侯貴族の暮らしを思わせる少女と従者の幼い恋という悪く言えばありがちな展開です。しかし舞台が異世界ではなく「未来」の世界であること、そして少女の成熟によって時間が定められるということが、物語を生々しく感じさせました。
アンドロイドの感情や、人間と機械の恋という部分も興味深いですが、この捻じれて進化した世界がどんなものなのか、描かれていない部分を想像しても面白い作品でした。
赤睦美は現在アニメ『フラクタル』のコミカライズを連載中です。
『嘘つきロイド/赤睦美』掲載ページへリンク
リンク先修正しました。2011/6/23現時点ではこちらで読むことが出来るようです。
嘘つきロイド/赤睦美/ガンガンONLINE掲載/アンドロイド/SF
舞台は、少子化が進み人間よりアンドロイドの数が増加した22世紀。女性を貴重な存在とし、少女達には安全管理のため、世話役のアンドロイドを付けることが義務とされていた。
そして少女リンネの元にも、世話役アンドロイド・カインが派遣されてくる。亡き父の顔を模し感情プログラムがより人間に近いカインに、リンネは想いを募らせていくのだった…。
少女とアンドロイドが紡ぎ出す、淡く切ないラブストーリー。(HP紹介文より)
人間がアンドロイドよりも減少した近未来。
子供を生むことができる貴重な「女性」が、身体が成熟するまでアンドロイドに管理・育成される世界。
そして主人公の少女は、父親と同じ顔のアンドロイドを選ぶ。
開始1ページ目にあっさり語られる設定です。
人ではなくアンドロイドが管理する「性」、そして父親を従える少女。幼くファンタジーチックな絵柄と正反対の退廃的な設定が、酷く奇妙に映りました。
物語は、昔の王侯貴族の暮らしを思わせる少女と従者の幼い恋という悪く言えばありがちな展開です。しかし舞台が異世界ではなく「未来」の世界であること、そして少女の成熟によって時間が定められるということが、物語を生々しく感じさせました。
アンドロイドの感情や、人間と機械の恋という部分も興味深いですが、この捻じれて進化した世界がどんなものなのか、描かれていない部分を想像しても面白い作品でした。
赤睦美は現在アニメ『フラクタル』のコミカライズを連載中です。
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