バージン・ロープ(全1巻)/速野悠二 感想
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2009/12/17 00:49:00
2009/12/17 00:49:00
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縛り縛られ大ピンチに!!
チャンピオンREDで「エロすぎます!!」と話題のエロティックシャーマンシリーズが単行本化!
注連縄使いの気高き妖捕縛吏・叉絵夢(あやかしほばくり・さえむ)が毎回、くんずほぐれつで戦います!!(裏表紙あらすじより)
注連縄=バージンロープ。
内容は人間と妖怪の幸福を守るため、出雲大社直属神女の人外妖捕縛吏・天乃叉絵夢が、自分も相手も縛りあげ戦うエロコメディです。
登場する妖怪は河童に垢なめ、海坊主に小豆洗い。それ以外にも穢れ神・火之夜芸速男神(ひのやぎはやおのかみ)、恩返しに訪れた鶴の少女が登場します。
単にエロ攻撃をしかける妖怪を倒すだけでなく、妖怪と人間の友情や恋心、人間によって傷つけられた妖などの話もありました。
また主人公の叉絵夢がどれほど酷い目に合っても、妖怪や人を救いたいという強い思いを持ち続けているのも良かったです。
が、基本はエロです。というかそれしかありません。
男はほとんど登場せず女の子同士(+ふたなり紛い)でくんずほぐれつ、毎回の主人公注連縄緊縛プレイ以外にも様々な触手が描かれ、どこまで描けるかのチキンレースな内容。
妖と人の百合な話など好きな設定も多かったのですが、28ページ中20ページがエロという驚異のエロ率でストーリーもなにもありません。
物語はどうでもいいから、女の子がエロい目にあって百合百合してれば満足という方向け。
獣人ネタは、鶴が人間に変身して恩返しをしようとするというもの。本人は良かれと思ってやってるのに全部空回りというのは可愛かったですが、まあこの作品も8割エロでした。
中身はないですが、可愛い絵柄とアブノーマルな内容、百合に妖怪と色々あって面白かったです。
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