カラクリオデット(全6巻)/鈴木ジュリエッタ 感想
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2009/05/14 05:59:23
2009/05/14 05:59:23
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粗筋
天才科学者・吉沢博士に創られたアンドロイド・オデット。自分と人間の違いが知りたくて高校に通い始めたオデットだけど・・・
感想
基本はアンドロイドが人間の振りをして学校に通う、ハートフルコメディだと思います。
アンドロイドと人間の友情や学校で起こる様々なハプニングなどを通して、話し方、表情が徐々に増えていく所が丁寧に描かれています。
オデットが人間になりたいと思うあまり、物を食べて故障したり、強すぎる力を人間に近付く為に弱くしたりするのが一途でかわいいです。
また、人の心の機微が分らないゆえのストレートさで、周りの人たちが変化していくというのもお約束ですが面白いです。
ただ人間に近付きたい!!と頻繁に描かれているものの、最初から心がかなり人間に近いのがちょっと物足りなかったかも。
オデット以外だと、殺人を目的として作られた破壊用アンドロイドがレギュラーで登場。5巻からはオデットを捕まえようとする博士が作った、2体のアンドロイドが登場します。
2体は無表情でいかにもアンドロイドといった容姿、もう1体は選民思想に溢れた俺様アンドロイド。
私は1巻だけに出てきた、笑顔はできるけど死がわからないアンドロイドの話がお気に入りです。
猫の死体への反応が強烈でした。
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