トランス・ヴィーナス (1)/たまきひさお 感想
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2009/10/17 00:54:33
2009/10/17 00:54:33
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高校生「須藤タケヒロ」に取り憑いた謎の美女は愛と豊穣の女神--!?
彼女は1万年の永きにわたり地球を見守り続けてきたという統合情報生命体であった。
今!地球は狙われている!!かなりえっちなハードSF開幕!!(裏表紙あらすじより)
主人公・須藤タケヒロが女体化します。
第一話では肉体を持たない情報生命体・セルダに体を貸してセルダの姿に変身。
二話以降は、セルダの気紛れで毎回女の子に変身させられるようになります。変身時の服は自由自在ですが、セルダの趣味で変身ヒロイン風の格好が多めです。
なお、二話以降でもセルダの姿に変身することがありますが、体の主導権はセルダになるのであまりTSっぽさはありません。
TSF作品としてはとても面白いです。女の子になったタケヒロの表情や仕草は可愛らしいですし、変身シーンが毎回描かれているのも個人的に嬉しいところ。
コメディですがサービスシーンもかなり多く、そのほとんどがタケヒロ(女性名はタケ・ヒロコ)がセルダやクラスメイトの女の子、触手に襲われるというものです。
TSした主人公が(エロ)酷い目に!という展開が好きな方には、全力でおすすめです。
セルダの設定や、敵対する宇宙人にスペースシップ・銀河帝国と、ちょいエロTS漫画路線を守ったまま、ハードSFな展開を繰り広げているのも面白く感じました。
ただ主人公の悲惨っぷりはかなり酷いです。
まともで誠実、好きな相手には一途という恋愛ものや萌え漫画ならば文句なしの優良主人公なのですが、これはど変態漫画のため非常に不幸なことになります。
女になった体で勝手に男とやられたり、敵の媚薬の影響で簡単に反応するようになったり、毎回セルダにセクハラされたり。
タカヒロは本当に真面目なのですが、そのせいでノイローゼになったり、女子として通学(更衣室で着替えなどもあり)しても全く楽しめず悩み続けるばかりです。特に今巻最後は悲惨過ぎました。
変身もののTS漫画が好きな方、そして主人公が悲惨でもOK、むしろTSっ娘の不幸は萌える!!!という方におすすめしたい漫画です。
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