妖怪ジャンクション/佐藤五月 感想
admin≫
2009/10/16 00:51:21
2009/10/16 00:51:21
WEBコミックサイト「クラブサンデー」掲載の読みきり『妖怪ジャンクション』が、2~6ページの短編を集めたオムニバス妖怪作品集です。
妖怪ジャンクション/佐藤五月/クラブサンデー(掲載期間:2009年10月6日~未定)/妖怪
※妖怪名はネタバレのため伏せます。作者コメントに妖怪の名前が書いてあるので、ネタバレが苦手な方は作品を読んでから見られることをおすすめします。
この社会がもっと妖怪と関わりを持ち、交差している社会だったら… 妖怪を溺愛する作者が贈る珠玉のオムニバス24ページ! (HP作品紹介より)
絵がすごいです。人物は普通だと思うのですが、独自の感性でアレンジされた妖怪たちの禍々しさが凄まじい。
内容は妖怪と人が関わる一瞬を描いた日常漫画です。行動自体は決して特記するようなものではなく、ほのぼのとすら言えるかもしれません。
でも絵が怖い。気弱な子どもは2ページ目にして泣きそうです。自分が小学生の時ならホッチキスで留めてます。そのくらい怖いです。
妖怪としての描かれ方は、モノによって異なります。
あからさまに人間とは異なる容姿と異質な空気を醸し出す妖怪がいると思えば、少女の姿で微笑む妖怪もいる。
ですが共通して感じられるのは、人ではない異質性です。
不安感を掻き立てられる緻密な絵によって作り出される独特な空気が、更にそれを加速します。
怖いのが苦手な方、可愛い妖怪を求める方には回避した方が良いですが、日本土着の妖怪たちが好きな方は一見の価値有りです。
一妖怪好きとしては、青年誌での連載を熱烈希望したいところ。この作者さんが描く他の妖怪も見てみたいです。
続きは登場する妖怪+ネタバレ感想になります。
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妖怪ジャンクション/佐藤五月/クラブサンデー(掲載期間:2009年10月6日~未定)/妖怪
※妖怪名はネタバレのため伏せます。作者コメントに妖怪の名前が書いてあるので、ネタバレが苦手な方は作品を読んでから見られることをおすすめします。
この社会がもっと妖怪と関わりを持ち、交差している社会だったら… 妖怪を溺愛する作者が贈る珠玉のオムニバス24ページ! (HP作品紹介より)
絵がすごいです。人物は普通だと思うのですが、独自の感性でアレンジされた妖怪たちの禍々しさが凄まじい。
内容は妖怪と人が関わる一瞬を描いた日常漫画です。行動自体は決して特記するようなものではなく、ほのぼのとすら言えるかもしれません。
でも絵が怖い。気弱な子どもは2ページ目にして泣きそうです。自分が小学生の時ならホッチキスで留めてます。そのくらい怖いです。
妖怪としての描かれ方は、モノによって異なります。
あからさまに人間とは異なる容姿と異質な空気を醸し出す妖怪がいると思えば、少女の姿で微笑む妖怪もいる。
ですが共通して感じられるのは、人ではない異質性です。
不安感を掻き立てられる緻密な絵によって作り出される独特な空気が、更にそれを加速します。
怖いのが苦手な方、可愛い妖怪を求める方には回避した方が良いですが、日本土着の妖怪たちが好きな方は一見の価値有りです。
一妖怪好きとしては、青年誌での連載を熱烈希望したいところ。この作者さんが描く他の妖怪も見てみたいです。
続きは登場する妖怪+ネタバレ感想になります。
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