妖怪学園記/きむる 感想
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2009/10/02 00:00:00
2009/10/02 00:00:00
![]() | 妖怪学園記 (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス) (2008/04/22) きむる 商品詳細を見る |
※ Amazonだと(1)となっていますが、1巻で完結しています。
九神ゆう(13歳)の転校先は一つ目小僧・猫娘・サトリ・九尾の狐といった妖怪たちの通う学校で、自分も実は鬼だった――!? (出版社紹介より)
ほのぼの妖怪4コマです。
メインは鬼のゆうと、その従姉妹ののんちゃん。一つ目小僧に猫又になりかけの猫娘、サトリ、九尾の狐。
この6人以外にも、のっぺらぼうや吸血鬼、唐傘、一反木綿など様々な妖怪が背景をうろうろしています。
萌え4コマなので濃い妖怪ネタなどはありませんが、色々な妖怪達が人間に化ける練習をしたり遠足に行ったりと、妖怪たちのほのぼの明るい学園生活が魅力的です。
また、超天然で騙されやすいゆうと、ストーカーするほどゆうを好きな癖に、あの手この手でゆうを騙しにかかるのんちゃんとの、ぎりぎり百合未満な友情も良かったです。
どんなに騙されても従姉妹を心底信頼しているゆうと、ゆうが可愛すぎてついつい騙してしまうのんちゃん。けんかをしてもいたずらをしても(されても)、お互いのことが大好き。
のんちゃんを「お姉様」と慕う九尾の狐に、ゆうを溺愛する母親も出てきての大騒ぎ。
最後に少しシリアスも入りますが、暗くなりすぎず、ゆうとのんちゃんの友情(愛情?)をしっかりと感じられました。
妖怪でほのぼの4コマで百合風味と、好きなネタがいっぱい詰まった楽しい作品でした。
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