ひめごとははなぞの(5)/わたなべあじあ 感想
admin≫
2012/01/03 19:53:25
2012/01/03 19:53:25
![]() | ひめごとははなぞの 5 (シルフコミックス 11-5) (2011/12/22) わたなべ あじあ 商品詳細を見る |
関連記事改行後にネタばれがありますので、苦手な方はご注意ください。
田中家の遺伝によって性転換し、一時はパニックに陥るも女の子として生活するのが板についてきた元・男子の主人公、田中愛(♀)。
しかし彼氏候補の櫻井の家にお泊りするのを兄達に反対され、家出した愛はなんと櫻井の家を訪ね、まさかの△△をしちゃって…!?
愛の家出完結編以外にも、洋が自分は▲▲▲だと自覚したり、櫻井と洋が●●を育くんだり、なんと愛に◇□◇□な婚約者候補が現れたりするなどなどのいつもの無法地帯(!?)ストーリーがぎっしり!
カラダ×ココロ×チグハグストーリー、待望の第5巻!

ロリ主人公愛の女体化ギャグ「ひめごとははなぞの」5巻!
今回は女装3姉妹の登場はなし。代わりに24話で弟の恋の女装→女体化がありました。

3巻は女体化した恋視点だったのですが、今回は幼なじみの男・洋視点。
女体化時の恋が初恋の相手(女体化した恋の兄)にそっくりな恋相手に、普段冷静な洋がパニックに。
女性の服を着ているのが悪いと強制的に着替えさせるのですが、その効果は薄く……という話です。
前回の女体化でもそうだったのですが、元々性別への意識も恥じらいも薄い愛に対して、弟の恋の方は巨乳化や服装などがTSF漫画ならではの面白さがありました。

また数ページですが24話冒頭では恋の女装もあります。

愛の方は終始女の子モードで女体化率は100%。
相変わらず性別不明のロリっ娘姿で、クラスメイトの練慈と蝶子を魅了しています。
女の子ではあるのですが、特に問題もなく進んでしまうのでTSF的に面白いかと言うと微妙なところ。
ただ今回ラストに収録されている「祖父母の家に帰に帰る話」では、とある男の嫁になると決心するところで終わっているので続きがどうなるか気になりました。
詳細はネタばれになりますので、ネタばれが気にならない方は下記をご覧ください。
練慈のお見舞いから始まり、若干シリアスな祖父母の家の話で終わる第5巻。
これまでの怒涛のようなギャグ巻と比べて、比較的落ち着いた話が多いように感じました。
また珍しく練慈と洋がメインのハイキングで道に迷ってしまう話は、イロモノではない普通の学園コメディのノリだったのですが、十分に面白かったのが意外でした。
今回はおまけ漫画がなかったのが残念ですが、恋の女体化にギャグにほのぼのと、色んな話が揃っていて面白かったです。
各話一言感想。
第22話 練慈お見舞い編3話目。他と比べるとまともな話です。
第23話 愛に片思い中の暴走ヤクザ娘・蝶子のお泊り話。ギャグ。
第24話 愛の弟・恋の女体化話第二弾。女装も少しあり。
もはや男・女というよりもマスコット化している愛と比べてTSFらしい展開でした。
第25話 愛の幼なじみ・洋と愛に片思い中の練慈メインのクラスハイキング。
愛・恋はあまり出ませんでしたが、普通の学園コメディらしい話で面白かったです。
第26~27話 田舎に住む祖父母の家に行く話。詳細は下記に。
あとがき1ページ、嘘全開次巻予告2ページ
関連記事
ひめごとははなぞの(1)/わたなべあじあ 感想
ひめごとははなぞの(2)/わたなべあじあ 感想
ひめごとははなぞの(3)/わたなべあじあ 感想
ひめごとははなぞの(4)/わたなべあじあ 感想
26~27話。

幼いころ祖父母の家で出会った少年――狐の山神に、愛が「女性」として攫われてしまう話です。

初めは帰りたいと話す愛でしたが、狐がずっと一人でいたことなどを知り、「嫁になる」と言ったところで5巻終了。
こういう場合まず「男だ」と話すのがお約束だと思うのですが、そこまで頭が回らない愛は一切そういう説明をせず受け入れてしまいます。
いきなり神様などが登場して驚きましたが、話自体は落ち着いた雰囲気で良かったです。
- 関連記事
-
- WEB TSF風読切:黒霧/黒衣 感想
- D・ドロップス(3巻・完結)/椎名 感想
- ひめごとははなぞの(5)/わたなべあじあ 感想
- WEB連載:TSっ娘登場ライトノベル「僕の妹は漢字が読める」コミカライズスタート
- ゆかりズム(2)/潮見知佳 感想