スペシャルドラマ:らんま1/2(原作:高橋留美子) 感想
admin≫
2011/12/09 22:48:37
2011/12/09 22:48:37
異性変身コメディの金字塔「らんま1/2」が本日放送されました。
女への変身を初め、パンダへの変身、格闘シーン、何よりオリジナル展開ということでどうなることかと思っていたのですが、原作の雰囲気が上手く再現されたオリジナル展開で予想外に面白かったです。
また事前の紹介からあかねと「女に変身する」男らんまの話かと思っていたのですが、むしろあかねと女らんまのギクシャクした友情がメインで描かれており、女らんまがドラマに格闘にと大活躍だったのが嬉しかったです。
らんま1/2 /高橋留美子/サンデー連載/TSF(変身)/女体化/動物変身
今回のドラマは原作一巻を元にしたオリジナルストーリー。
大筋は呪われた泉・娘溺泉に溺れ、水に入ると女に変身してしまうようになった乱馬が、パンダになってしまう父親と和風男溺泉(男に戻る泉)を求めて天道道場にやってくるが、同じく男溺泉を狙う謎の組織との戦いになるというものでした。
放送は2時間で、前半は学園でのドタバタコメディ、後半が髪を切られたあかねのエピソードと謎の組織とのバトル。女らんまでのバトルが派手で面白かったです。
変身ギャグバトル、その上長編漫画という難しい原作を2時間でまとめているため、オリジナル部分はかなり多いです。
個人的には、東風先生が色々と大活躍、あかねの髪を切るのが敵のモブキャラクター、父親のパンダ姿が違和感しかないなどといったところが特に気になりました。
ただその一方で、らんまの更衣室侵入、あかねが髪を伸ばした理由、謝罪技「猛虎高飛車」など原作のエピソードも散りばめられ、何よりハチャメチャな雰囲気とキャラクター(特に女らんま、東風先生、九能帯刀)の再現が素晴らしくて楽しかったです。
始めは気になった父親のパンダも、容姿こそ原作とは全く異なっているものの、看板など細かい動きは再現されていたので途中から気にならなくなりました。
ドラマの中で、私が特に気に入ったのは九能帯刀関連と最後のバトルシーンです。
原作の良さとドラマならではの面白さが演出された脚本は、コミカルな場面・シリアスな場面どちらも良かったのですが、その中でも九能の正々堂々とした変態屑っぷりが面白かったです。
そして最後のバトルシーン。
まさか「あかねは俺が守るって決めたんだ!」「らんまは私の許婚なんだから!」というやりとりを「女らんま」でやってくれるとは思いませんでした。
謎の組織とのバトルでは、女らんまが十数人の男相手にワイヤーアクション。
男に戻ること、女でも戦えること。
たとえ女の姿でも、「男」の乱馬として戦う「らんま」が格好良かったです。
ドラマということで、TSFならではの女らんまの裸や女湯のシーンなどはなくなっているのですが、交わされる台詞は「男」と「女」を意識したものが非常に多く、しっかり「TSFドラマ」仕上がっているように感じました。
女らんまとあかねのやりとりが良かったので、ラストで数分男乱馬とあかねの恋愛(といってもドタバタオチではあるのですが)が入って来たのは個人的には少し残念でしたが、原作との多少の差異は気にならないというという方なら楽しめるドラマだと思います。
また「男が女に変身する」というネタが好きな方にも、おすすめしたいドラマでした。
関連記事:らんま1/2 /高橋留美子 感想 ※こちらは原作漫画の感想になります。
女への変身を初め、パンダへの変身、格闘シーン、何よりオリジナル展開ということでどうなることかと思っていたのですが、原作の雰囲気が上手く再現されたオリジナル展開で予想外に面白かったです。
また事前の紹介からあかねと「女に変身する」男らんまの話かと思っていたのですが、むしろあかねと女らんまのギクシャクした友情がメインで描かれており、女らんまがドラマに格闘にと大活躍だったのが嬉しかったです。
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今回のドラマは原作一巻を元にしたオリジナルストーリー。
大筋は呪われた泉・娘溺泉に溺れ、水に入ると女に変身してしまうようになった乱馬が、パンダになってしまう父親と和風男溺泉(男に戻る泉)を求めて天道道場にやってくるが、同じく男溺泉を狙う謎の組織との戦いになるというものでした。
放送は2時間で、前半は学園でのドタバタコメディ、後半が髪を切られたあかねのエピソードと謎の組織とのバトル。女らんまでのバトルが派手で面白かったです。
変身ギャグバトル、その上長編漫画という難しい原作を2時間でまとめているため、オリジナル部分はかなり多いです。
個人的には、東風先生が色々と大活躍、あかねの髪を切るのが敵のモブキャラクター、父親のパンダ姿が違和感しかないなどといったところが特に気になりました。
ただその一方で、らんまの更衣室侵入、あかねが髪を伸ばした理由、謝罪技「猛虎高飛車」など原作のエピソードも散りばめられ、何よりハチャメチャな雰囲気とキャラクター(特に女らんま、東風先生、九能帯刀)の再現が素晴らしくて楽しかったです。
始めは気になった父親のパンダも、容姿こそ原作とは全く異なっているものの、看板など細かい動きは再現されていたので途中から気にならなくなりました。
ドラマの中で、私が特に気に入ったのは九能帯刀関連と最後のバトルシーンです。
原作の良さとドラマならではの面白さが演出された脚本は、コミカルな場面・シリアスな場面どちらも良かったのですが、その中でも九能の正々堂々とした変態屑っぷりが面白かったです。
そして最後のバトルシーン。
まさか「あかねは俺が守るって決めたんだ!」「らんまは私の許婚なんだから!」というやりとりを「女らんま」でやってくれるとは思いませんでした。
謎の組織とのバトルでは、女らんまが十数人の男相手にワイヤーアクション。
男に戻ること、女でも戦えること。
たとえ女の姿でも、「男」の乱馬として戦う「らんま」が格好良かったです。
ドラマということで、TSFならではの女らんまの裸や女湯のシーンなどはなくなっているのですが、交わされる台詞は「男」と「女」を意識したものが非常に多く、しっかり「TSFドラマ」仕上がっているように感じました。
女らんまとあかねのやりとりが良かったので、ラストで数分男乱馬とあかねの恋愛(といってもドタバタオチではあるのですが)が入って来たのは個人的には少し残念でしたが、原作との多少の差異は気にならないというという方なら楽しめるドラマだと思います。
また「男が女に変身する」というネタが好きな方にも、おすすめしたいドラマでした。
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