HANZO(全1巻)/岡野小夏 感想
admin≫
2011/12/06 01:18:48
2011/12/06 01:18:48
りぼんで連載されていた男体化TSFコメディ「HANZO」。
表題作の連載(全3話)は男体化ですが、同時収録の読切「十六夜Masquerade」には女体化ネタもありました。
残りの読切「エンジェル・エルるん!」も、TSFではないのですが女性→女性への憑依ラブコメディです。
HANZO/岡野小夏/全1巻/りぼん連載/TSF/男体化(変身)/女体化(憑依)/ラブコメ/百合?
乙女ゲーム「戦国鬼」のキャラ・半蔵様に恋をする少女くるみの日常は、転校生・なでしことの出会いによって急変する。
なでしこは、クラスのモテ男子・早風君に目もくれない美人で、しかもクシャミをすると半蔵様そっくりの男に変身する体質で!?
【収録作品】十六夜Masquerade/エンジェル・エルるん!

表紙のイラストでシリアス恋愛かと敬遠してしまったのですが、中身はコミカルでおバカなノリの作品ばかりでした。
登場する美形設定の男キャラや美少女キャラは癖がありますが、主人公の容姿は(性格はともかく)萌え漫画の女の子のようで可愛らしかったです。
また「HANZO」には、表題作と読切が2本収録されているのですが、どの話も風変わりな設定とライトな雰囲気で楽しく読むことが出来ました。
「HANZO」(オタク少女と男に変身する美少女のコメディ)

主人公・くるみはゲーム「戦国鬼」のキャラクター「半蔵」に恋をするメガネちびのオタク少女。
登校中にクラスの男子生徒にからかわれているところを、転校生の美少女・なでしこに助けられ、そのまま友人になることに。
しかも彼女は「くしゃみをすると男に変身する」という特異体質の持ち主で…という話。
常にPSPで「戦国鬼」をプレイしているくるみは、そのことをからかわれたり半蔵(男体化したなでしこ)に憧れる女性から嫉妬をぶつけられたりしていますが、可哀想という印象は全くありませんでした。
ゲームのキャラクター「半蔵」と瓜二つだったなでしこに会ってからは、女であるなでしこを「本当は男なんじゃ…」と疑っては、なでしこの男の姿・半蔵との妄想を繰り広げる日々。
外見は可愛いのに、絡まれた時の反応がいちいちオタク臭いのが面白かったです。
一方なでしこの方はというと、こちらは忍者で天然という風変わりな女の子ですがとても良い子で、半蔵相手に妄想を繰り広げているくるみを「大切な友達」として扱っています。
元々男に変身する体質のためか、男に変身して動揺し~ということが全くないのは残念ですが、半蔵に萌え倒しているくるみと、あくまで友人として接するなでしこの温度差が面白い作品でした。
「エンジェル・エルるん!」

死者をお迎えする天使の少女が、体代わりのスーツに死者の少女を入れて、同僚とデートさせることになる話。
特殊な設定ですが、憑依ネタが好きな方は楽しめるかと思います。
「十六夜Masquerade」は、謎の剣士に敗れた少女が、2足歩行で人の言葉を話す猫と修行する他よりはシリアス寄りな作品です。
また、この作品には女体化でのTSFが5ページありました。
なお、極々真剣な理由から女体化するため、女の身体を使ってどうこうという展開は全くありません。
ネタばれになりますので、詳細は下記の「続きを見る」からご覧ください。
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表題作の連載(全3話)は男体化ですが、同時収録の読切「十六夜Masquerade」には女体化ネタもありました。
残りの読切「エンジェル・エルるん!」も、TSFではないのですが女性→女性への憑依ラブコメディです。
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乙女ゲーム「戦国鬼」のキャラ・半蔵様に恋をする少女くるみの日常は、転校生・なでしことの出会いによって急変する。
なでしこは、クラスのモテ男子・早風君に目もくれない美人で、しかもクシャミをすると半蔵様そっくりの男に変身する体質で!?
【収録作品】十六夜Masquerade/エンジェル・エルるん!

表紙のイラストでシリアス恋愛かと敬遠してしまったのですが、中身はコミカルでおバカなノリの作品ばかりでした。
登場する美形設定の男キャラや美少女キャラは癖がありますが、主人公の容姿は(性格はともかく)萌え漫画の女の子のようで可愛らしかったです。
また「HANZO」には、表題作と読切が2本収録されているのですが、どの話も風変わりな設定とライトな雰囲気で楽しく読むことが出来ました。
「HANZO」(オタク少女と男に変身する美少女のコメディ)

主人公・くるみはゲーム「戦国鬼」のキャラクター「半蔵」に恋をするメガネちびのオタク少女。
登校中にクラスの男子生徒にからかわれているところを、転校生の美少女・なでしこに助けられ、そのまま友人になることに。
しかも彼女は「くしゃみをすると男に変身する」という特異体質の持ち主で…という話。
常にPSPで「戦国鬼」をプレイしているくるみは、そのことをからかわれたり半蔵(男体化したなでしこ)に憧れる女性から嫉妬をぶつけられたりしていますが、可哀想という印象は全くありませんでした。
ゲームのキャラクター「半蔵」と瓜二つだったなでしこに会ってからは、女であるなでしこを「本当は男なんじゃ…」と疑っては、なでしこの男の姿・半蔵との妄想を繰り広げる日々。
外見は可愛いのに、絡まれた時の反応がいちいちオタク臭いのが面白かったです。
一方なでしこの方はというと、こちらは忍者で天然という風変わりな女の子ですがとても良い子で、半蔵相手に妄想を繰り広げているくるみを「大切な友達」として扱っています。
元々男に変身する体質のためか、男に変身して動揺し~ということが全くないのは残念ですが、半蔵に萌え倒しているくるみと、あくまで友人として接するなでしこの温度差が面白い作品でした。
「エンジェル・エルるん!」

死者をお迎えする天使の少女が、体代わりのスーツに死者の少女を入れて、同僚とデートさせることになる話。
特殊な設定ですが、憑依ネタが好きな方は楽しめるかと思います。
「十六夜Masquerade」は、謎の剣士に敗れた少女が、2足歩行で人の言葉を話す猫と修行する他よりはシリアス寄りな作品です。
また、この作品には女体化でのTSFが5ページありました。
なお、極々真剣な理由から女体化するため、女の身体を使ってどうこうという展開は全くありません。
ネタばれになりますので、詳細は下記の「続きを見る」からご覧ください。
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