もえひめ/秋山こいと 感想
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2009/06/20 07:57:17
2009/06/20 07:57:17
![]() | もえひめ (ゼロコミックス) (2009/06/10) 秋山 こいと 商品詳細を見る |
粗筋:時は平安、ここは平安京。やんごとなき姫君の十萌(ともえ)は、大変な恥ずかしがり屋との噂でございます。宮中の催しにも滅多に訪れることなく、邸にこもるばかり。しかし実は、十萌姫は天賦の才と好奇心をいかし、和歌--いえ『同人誌』をそれはそれは熱心にしたためていたのでございます。姫の友情&腐女子絵巻★(裏表紙より)
感想:馬鹿漫画。腐女子+平安というだけでもアレなのに、主人公以外の女子レギュラー4人全員妖怪というカオスっぷり。
極度に内気な十萌姫、クールで物静かだけどエロ大好きな風船(かざぶね)、お色気要員の十六夜(いざよい)、非・腐女子で姉御肌の女郎花(おみなえし)、猫耳尻尾に喋るねこさん装備の天然幼女・緋菜(ひな)と、個性的なキャラ多し。
妖怪らしさは、不思議な力を使ったりするくらいです。他、幽霊や陰陽師も少しだけ登場。
腐女子漫画ですが、舞台が平安時代なので、コミケや同人誌の作り方など、濃いネタはありません。
男向け腐女子漫画ではなく、あくまで腐女子向けコメディー。百合要素はなしで、コメディ要素が高めです。女の子たちが馬鹿で可愛く、時々カップリングで争いながらも仲良くしているのは読んでいて楽しいです。オタク漫画だと『辣韮の皮/阿倍川キネコ』のノリに近いかと思います。
各話の煽りも「中宮さまの野望の章~行くわよ☆こっそり、いや大胆に!でもハートがもきもきしちゃうのだって女の子なんだもん~のまき」など、頭の悪さ全開です。
おもしろかったのですが、最終回が盛大に投げっぱなしで終了し、風船の女装趣味の兄の行方や、タイムパラドックスなど問題山積みで終わったのが残念です。
終わりにBLの読みきりも掲載。こっちは現代が舞台のレイヤーやおいギャグでした。
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この記事へのコメント
なんかその設定だけでおバカさんぶりが伝わってきて笑えますね(笑)
平安時代にカップリングでもめるとか!
「十萌」書いて「ともえ」でしょうか?
平安時代にカップリングでもめるとか!
「十萌」書いて「ともえ」でしょうか?
> Wrlz 様
> 「十萌」書いて「ともえ」でしょうか?
正解です!主人公だけ書き忘れてました。ありがとうございます。
久しぶりに設定からおバカなマンガを読んだので面白かったです(笑)
> 「十萌」書いて「ともえ」でしょうか?
正解です!主人公だけ書き忘れてました。ありがとうございます。
久しぶりに設定からおバカなマンガを読んだので面白かったです(笑)
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