月刊コミックバーズ 2011年11月号「ヘタリア」感想
admin≫
2011/10/04 18:18:29
2011/10/04 18:18:29
国擬人化漫画「ヘタリア」新連載!
ネタと言え、都市伝説と言われるほど店頭に並ぶことのない雑誌なのですが、一冊のみ残っていた本を無事確保。
発売日に捌けてしまう入荷数が気になります。
バーズ全体の感想はまた後で。初めて購入した雑誌だったのですが、TSFやら妖怪やらがごった煮のカオス誌で面白かったです。
まずは、目当てだった「ヘタリア」新連載と付録、全員サービス、懸賞等について。
ヘタリアAxis Powers/日丸屋秀和
イタリアは砂漠でパスタを茹でていた!?
戦車部隊で小銃&槍に負けちゃったり、逃げ足だけは早かったり。遊び好きで女好きでヘタレだけど愛すべきイタリア!
読むと世界中が好きになる。イタリア・ドイツ・日本の同盟国と、世界の愉快な仲間達を描くゆるキャラ系コメディ!!
単行本累計190万部突破の大人気国擬人化コメディがついに連載開始!!
4巻発行時(2011/7)は170万部だったのですが、順調に部数も伸びてるようで良かったです。
雑誌感想の前に少しだけ「ヘタリア」について補足をば。
「ヘタリアAxis Powers」は、作者・日丸屋秀和のサイトにて2007年より連載されていた、国擬人化キャラによるギャグ漫画です。
ちなみにタイトルは「ヘタリア(ヘタレなイタリア)」ですが、読んだ印象としては「ドラえもん」同様、イタリアが主人公でドイツが主役という印象を受けました。性格はドラえもんとは真逆なのですが。
「ヘタリアAxis Powers」は、元々はWWⅡを枢軸国であるイタリア・ドイツを主人公に、同じく枢軸国である日本、対する連合国であるアメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国の8カ国、そしてその他多くの国を、それぞれの国の特性や国民性ジョークなどから擬人化されたキャラクターで描いていくというものから始まりました。
ただ現在ではWWⅡの流れを汲んだ連載は休止中で、WWⅡ中の軍事ネタから中世ヨーロッパの覇権争い、時事ネタなど、世界史全体からエピソードを集め漫画化+コラム的な説明を加えるという形で連載されています。
過去アニメ化やドラマCD化もされているのですが、そちらも時系列バラバラの短いエピソードを5分間に詰め込むというショートギャグの形をとっており、ストーリー性というものはほとんどありませんでした。
連載第一話について(ネタばれ注意)
第1話は、漫画4ページ、枢軸・連合8人のキャラクター紹介(4巻ちびイラスト使用)1ページです。
今回の連載では、「ヘタリア」で一番初めに連載されていたWWⅡ初期を舞台に描かれています。
時代設定はドイツとイタリアが同盟をくんだばかりの頃らしく、適当すぎるイタリアに悩むドイツの話でした。
初めの1ページは、ドイツ・イタリアとイタリアのミニ戦車L3の話。
2ページ目は、よくわからないイタリアについてドイツが調べる話。
3ページ目は、ドイツ・イタリアとガチンコ中のイギリスの話。特に説明もなく妖精さんが飛んでいます。
4ページ目は、アフリカ戦でのドイツの軍装について(漫画の他、半ページですが解説イラストも付いていました)。
雑誌連載だとどういう形になるのかと思ったのですが、冒頭に大きめのコマがあったり用語解説やイラスト解説が付いていたりと、ネットでの連載の形にとても近いように感じました。
内容は初期の連載の雰囲気に近く、4巻書き下ろし同様、全体的に太めの線で描かれています。
次号予告はL3をボコボコ叩きながら「よかったら俺のL3で送るよ!」と言っているイタリアと顔をしかめているドイツの1コマ(EP.1の内容)でした。
連載以外のこと
日丸屋秀和描き下ろし「ヘタリア Axis Powers」コミックス収録BOX
3カ月連続「ヘタリア」スペシャル付録第1弾。
雑誌買うようなファンは当然特装版を買ってるんだろ?と言わんばかりにしっかり特装版の付録が入るスペースが。
イラストは枢軸国側のイタリア・ドイツ・日本で裏面はプロイセン。どちらもコック風の衣装を着ています。
ちびキャラではなく、全身図が描かれたイラストです。
そして次号の付録は「星野リリィ&日丸屋秀和描き下ろしICカード着せ替えシール3種セット」。
紹介の横には4巻ミニイラストのイタリア・ドイツ・日本が描かれていました。
応募者全員サービス:11月号12月号と1月号2月号、それぞれで応募者全員サービスの小冊子に応募できます。
11・12月号がA賞で、1・2月号がB賞(日丸屋秀和を両方に参加)。内容はイラスト・漫画だそうです。
やり方は12月号の振込用紙でお金を払い、11月号の応募用紙に受領書を添付して送付。4巻ドラマCDと言い、どうして毎度面倒な…。
ちなみにA賞もB賞も〆切りは1月31日までになっていました。バックナンバーもあるので買い逃しても一安心です。
懸賞:ヘタリアとその他の漫画で2種のイラストの計3種が合計150名に当たる懸賞がありました。
ちなみに柄は選べません。意味が分からない。4巻通常版表紙イラストが掲載されていましたが、画像は開発中の~という注意書きもあったので、もしかしたら別の柄になるかもしれません。
その他、ワールドシリーズvol.8アニメイト限定版、スタッフTシャツ、直筆サイン入りメモ帳が、それぞれ2~3名の方にあたります。
広告:単行本広告とちびたりあ絵本の広告(どちらも白黒既存イラスト使用)、裏表紙にアニメvol.8のフィンランド(アニメ絵)広告がありました。
アニメ関連
「ヘタリア」アニメ最新情報!
9~10月無料再配信分あらすじ&画面写真ご紹介!! イタリア、ドイツ、日本…など魅力的な<国擬人化キャラ>達が繰り広げるシニカルギャグの決定版「ヘタリア Axis Powers」のアニメ情報をどこよりも早く掲載! 読者プレゼントも盛りだくさん!! 今後もどんどん最新情報を大特集!!(公式紹介より)
アニメーション神戸・ネットワーク部門で受賞、vol.8紹介などがカラーで1ページ。ネットを回っていれば、既に知っているものばかりかと思います。
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ネタと言え、都市伝説と言われるほど店頭に並ぶことのない雑誌なのですが、一冊のみ残っていた本を無事確保。
発売日に捌けてしまう入荷数が気になります。
バーズ全体の感想はまた後で。初めて購入した雑誌だったのですが、TSFやら妖怪やらがごった煮のカオス誌で面白かったです。
![]() | 月刊コミックバーズ 2011年11月号 (雑誌) (2011/09/30) 不明 商品詳細を見る |
ヘタリアAxis Powers/日丸屋秀和
イタリアは砂漠でパスタを茹でていた!?
戦車部隊で小銃&槍に負けちゃったり、逃げ足だけは早かったり。遊び好きで女好きでヘタレだけど愛すべきイタリア!
読むと世界中が好きになる。イタリア・ドイツ・日本の同盟国と、世界の愉快な仲間達を描くゆるキャラ系コメディ!!
単行本累計190万部突破の大人気国擬人化コメディがついに連載開始!!
4巻発行時(2011/7)は170万部だったのですが、順調に部数も伸びてるようで良かったです。
雑誌感想の前に少しだけ「ヘタリア」について補足をば。
「ヘタリアAxis Powers」は、作者・日丸屋秀和のサイトにて2007年より連載されていた、国擬人化キャラによるギャグ漫画です。
ちなみにタイトルは「ヘタリア(ヘタレなイタリア)」ですが、読んだ印象としては「ドラえもん」同様、イタリアが主人公でドイツが主役という印象を受けました。性格はドラえもんとは真逆なのですが。
「ヘタリアAxis Powers」は、元々はWWⅡを枢軸国であるイタリア・ドイツを主人公に、同じく枢軸国である日本、対する連合国であるアメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国の8カ国、そしてその他多くの国を、それぞれの国の特性や国民性ジョークなどから擬人化されたキャラクターで描いていくというものから始まりました。
ただ現在ではWWⅡの流れを汲んだ連載は休止中で、WWⅡ中の軍事ネタから中世ヨーロッパの覇権争い、時事ネタなど、世界史全体からエピソードを集め漫画化+コラム的な説明を加えるという形で連載されています。
過去アニメ化やドラマCD化もされているのですが、そちらも時系列バラバラの短いエピソードを5分間に詰め込むというショートギャグの形をとっており、ストーリー性というものはほとんどありませんでした。
連載第一話について(ネタばれ注意)
第1話は、漫画4ページ、枢軸・連合8人のキャラクター紹介(4巻ちびイラスト使用)1ページです。
今回の連載では、「ヘタリア」で一番初めに連載されていたWWⅡ初期を舞台に描かれています。
時代設定はドイツとイタリアが同盟をくんだばかりの頃らしく、適当すぎるイタリアに悩むドイツの話でした。
初めの1ページは、ドイツ・イタリアとイタリアのミニ戦車L3の話。
2ページ目は、よくわからないイタリアについてドイツが調べる話。
3ページ目は、ドイツ・イタリアとガチンコ中のイギリスの話。特に説明もなく妖精さんが飛んでいます。
4ページ目は、アフリカ戦でのドイツの軍装について(漫画の他、半ページですが解説イラストも付いていました)。
雑誌連載だとどういう形になるのかと思ったのですが、冒頭に大きめのコマがあったり用語解説やイラスト解説が付いていたりと、ネットでの連載の形にとても近いように感じました。
内容は初期の連載の雰囲気に近く、4巻書き下ろし同様、全体的に太めの線で描かれています。
次号予告はL3をボコボコ叩きながら「よかったら俺のL3で送るよ!」と言っているイタリアと顔をしかめているドイツの1コマ(EP.1の内容)でした。
連載以外のこと
日丸屋秀和描き下ろし「ヘタリア Axis Powers」コミックス収録BOX
3カ月連続「ヘタリア」スペシャル付録第1弾。
雑誌買うようなファンは当然特装版を買ってるんだろ?と言わんばかりにしっかり特装版の付録が入るスペースが。
イラストは枢軸国側のイタリア・ドイツ・日本で裏面はプロイセン。どちらもコック風の衣装を着ています。
ちびキャラではなく、全身図が描かれたイラストです。
そして次号の付録は「星野リリィ&日丸屋秀和描き下ろしICカード着せ替えシール3種セット」。
紹介の横には4巻ミニイラストのイタリア・ドイツ・日本が描かれていました。
応募者全員サービス:11月号12月号と1月号2月号、それぞれで応募者全員サービスの小冊子に応募できます。
11・12月号がA賞で、1・2月号がB賞(日丸屋秀和を両方に参加)。内容はイラスト・漫画だそうです。
やり方は12月号の振込用紙でお金を払い、11月号の応募用紙に受領書を添付して送付。4巻ドラマCDと言い、どうして毎度面倒な…。
ちなみにA賞もB賞も〆切りは1月31日までになっていました。バックナンバーもあるので買い逃しても一安心です。
懸賞:ヘタリアとその他の漫画で2種のイラストの計3種が合計150名に当たる懸賞がありました。
ちなみに柄は選べません。意味が分からない。4巻通常版表紙イラストが掲載されていましたが、画像は開発中の~という注意書きもあったので、もしかしたら別の柄になるかもしれません。
その他、ワールドシリーズvol.8アニメイト限定版、スタッフTシャツ、直筆サイン入りメモ帳が、それぞれ2~3名の方にあたります。
広告:単行本広告とちびたりあ絵本の広告(どちらも白黒既存イラスト使用)、裏表紙にアニメvol.8のフィンランド(アニメ絵)広告がありました。
アニメ関連
「ヘタリア」アニメ最新情報!
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この記事へのコメント
はじめまして!
感想とおっしゃっていますが、丁寧で詳細なレポートですね!
11月号、近所で売り切れており取り寄せました~。
これからどんな展開になるのか、楽しみですね♪
今後とも感想楽しみにしています!
感想とおっしゃっていますが、丁寧で詳細なレポートですね!
11月号、近所で売り切れており取り寄せました~。
これからどんな展開になるのか、楽しみですね♪
今後とも感想楽しみにしています!
はじめまして!
こんな感想にレポートとおっしゃって下さってとても嬉しいです。
> これからどんな展開になるのか
てっきりイタリア・ドイツで進んでいくのかと思っていたのですが
12月号でいきなり予測が外れてしまいました(笑)
1月号ではどこの国が登場するのか楽しみですね。
コメントありがとうございました!
こんな感想にレポートとおっしゃって下さってとても嬉しいです。
> これからどんな展開になるのか
てっきりイタリア・ドイツで進んでいくのかと思っていたのですが
12月号でいきなり予測が外れてしまいました(笑)
1月号ではどこの国が登場するのか楽しみですね。
コメントありがとうございました!
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