ぼくラはミンナ生きテイル!(2巻)/Tiv 感想
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2011/10/02 01:30:39
2011/10/02 01:30:39
![]() | ぼくラはミンナ生きテイル! 2巻 (2011/09/27) Tiv 商品詳細を見る |
既刊:ぼくラはミンナ生きテイル!(1巻)感想
余命一年未満!?
そんな自分の運命を変えるべく、通う生徒は動物ばかりの不思議な学校で、気の強い猫の女の子・ミウの仕事を手伝い始めた美心。
やがて秋を迎え、学園はすっかり文化祭の季節。
美心もミウと一緒に文化祭を満喫!と思いきや問題児ばかりのこの学園ではミウの仕事は増える一方。
「一人で大丈夫」と頑張るミウの姿は、すこしばかり疲れた様子で心配する美心だったが……?(裏表紙粗筋より)
既刊:ぼくラはミンナ生きテイル!(1巻)感想
獣少女達と天真爛漫ボクっ娘のほんのり百合風味な獣人ファンタジー「ぼくラはミンナ生きテイル!」第2巻!
2巻には、謎だらの嘘つき少女「因幡ウサギ」の登場(6話)、文化祭前後編(7・8話)、美心の姉捜し(9話)、風邪引きとミウの元飼い主の話(10話)+番外編2話が収録されています。
新キャラの無表情ショートカットでどことなく綾○を連想させるウサギちゃん、ほとんど出番はなかったもののビジュアルが可愛すぎたペンギン娘とコウモリ少女、元気な馬少女に1巻から登場している烏の美少女と今回もかわいい獣少女てんこ盛りです。

しかし一番は、やっぱりツンデレ猫少女・ミウ!
今回は彼女の元飼い主の話、人へのコンプレックスなども少し明かされました。

「姉を探す」という目的の元、ひたすら遮二無二頑張っている主人公・美心への、ほんのり百合めいた思いも可愛らしいです。
なおこの漫画は「獣人」漫画ではあるのですが、言動で「獣らしさ」を感じられる場面は少めです。
個人的にそういった「人」と「動物」の違いが感じられる描写が好きなので、そういった部分が少なめなのは残念でした。
しかし、動物から人への思いや、獣人が人に気づかれないよう「異類」として溶け込んで暮らしている描写、そして見え隠れする異類の企みなどは面白かったです。
がっつり獣人ものと思って読むと物足りないかもしれませんが、獣少女と百合が好きな方にはお勧めです。
番外編

番外編は文化祭幕間のミウとニウの姉弟喧嘩、そして1巻のニウと猫好き少年の話の続編になります。
美心が獣の通う学校で暮らすきっかけになった女装猫耳少年・ニウですが、本編ではほとんど猫の姿で、女装をしているのは番外編だけになります。
と、こう書くと出番が少なそうですが、実際は合計で20ページもある番外編全てで出ずっぱりなので物足りなさはありませんでした。

特に1巻の続き「ニウと猫好きな少年」は、完全に主人公(男)と男の娘のラブコメになっていて、「女装少年アンソロジー」に掲載されても全く問題がない話になっていて面白かったです。
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