AKB49~恋愛禁止条例~(4)/宮島礼吏(原作:元麻生ファクトリー) 感想
admin≫
2011/09/23 23:59:11
2011/09/23 23:59:11
![]() | AKB49~恋愛禁止条例~(4) (少年マガジンコミックス) (2011/09/16) 宮島 礼吏 商品詳細を見る |
AKB49~恋愛禁止条例~既刊感想 : 1巻 / 2巻 / 3巻 / 5巻
AKB48が漫画になった!!
男子高生・浦山実は、憧れの同級生・吉永寛子がAKB48のオーディションを受けると聞き、彼女を応援するため「浦川みのり」と名乗り、女装でオーディションに潜入。
その甲斐あって、吉永は見事合格するが、なんと、「浦川みのり」も一緒に合格してしまう!!
男子が、ある日突然AKB48の研究生!? 「浦山実」と「浦川みのり」‥バレたら地獄の二重生活スタート!
みのりたちAKB48研究生の存続が懸かった課題の期限、Xデー公演を目前に、研究生にも焦りの色が‥‥。
一つの失敗も許されない状況で、聞こえてきたのは不協和音!!
「裏方は『影』、演者が『光』。私は自ら輝ける!」 そう言い放つ岡部と、それに反論するみのりが正面衝突!
不穏な空気がステージ上に流れ出す‥‥。
男子高校生がAKB48研修生になる女装アイドル燃え漫画「AKB49」。
4巻表紙は2巻と同じく高橋みなみで、話の方でもAKBメンバーの中で最も登場が多くなっています。
彼女以外だと前田敦子もそこそこ出番がありますが、ストーリーを進める上でのキーキャラクターとして登場することが多くあまりヒロインという感じはしませんでした。
4巻は研究生の存続をかけたXデースタートまで。
女性スタッフとXデー直前の公演を描いた25話~28話、前日のカラオケボックス回29話、Xデー開幕と寛子への片思いの理由が描かれた30話から33話が収録されています。
アイドル漫画というとやはりアイドル中心のものが多いのですが、この漫画では「アイドル」以外の人物にもスポットを当てているのが面白いです。
前回の1ファンである教師中心の話に続き、今回も1スタッフを中心にした話が収録。傲慢な努力家岡部がスタッフやみのりと関わりながら次第に成長していくのが良かったです。

続く29話は研究生達の休日回。一人で練習中だった岡部も巻き込んでカラオケボックスで練習します。
ナチュラルに研究生の女の子と一緒にはしゃいで、友情を深めているみのりが可愛くてよかったです(しかし全く疑われていないというのもどうなのか)。

また今回漸く寛子に片思いしている理由も描かれました。

そしてXデー当日にまたも起こるハプニング。仲違いばかりをしていた研究生達の絆が熱い展開でした。
公演自体は5巻に続くところで終了です。
4巻の女装感想。
既刊同様80%を超える女装率でした。

萌えより燃え、可愛らしさより格好よさの印象が強いみのりですが、初期(ジーパン+ウィッグ)からスカートに変わるなど少しずつ私服が可愛らしくなっていっているのが面白いです。
女装を全く疑われていないので、女装がばれそうになるなどお約束ハプニングがほとんどないのは寂しいですが、前向き熱血のみのりは読んでいて楽しかったです。
- 関連記事
-
- 少年王女(1巻)/雪広うたこ(企画・原案:武蔵野ゼン子) 感想
- 女装応援団映画「Miss Boys!」コミカライズ10月14日よりスタート
- AKB49~恋愛禁止条例~(4)/宮島礼吏(原作:元麻生ファクトリー) 感想
- てんかぶ!(3)/井冬良 感想
- 美少女コミック誌・amaro Vol.2は男装少女特集