花ざかりの君たちへ トリビュート2011（「花とゆめ」2011年19号付録） 感想

アルバニトハルネ紀年図書館のWrlz様に、「花とゆめ」19号付録「花ざかりの君たちへ　トリビュート2011」にTSF等があると教えていただいたので、早速購入してきました。

花ざかりの君たちへ 1 愛蔵版 (花とゆめCOMICSスペシャル) (2007/06/19) 中条 比紗也 商品詳細を見る

「花ざかりの君たちへ」は、現在ドラマも放送中の男装学園コメディです。
主人公の芦屋瑞樹が、憧れの高飛び選手を追って、男装して男子校に入学するという内容なのですが、今回付録のトリビュート本では、主人公の男装の他、パラレル？設定のTSF等もありました。

収録作品（全てコメディです）
『私立桜咲女学園/乙冬ユキ』

気絶した瑞樹が目を覚ますと、男性教師も生徒も全員女の子になっていた話。

『月光ミラージュ/朝日ゆひ』

霊感体質の少年・萱島に、少女の霊がとりつく話。
一応憑依の男体化ですが、勝手に体を動かすなどはなくほぼ精神同居の状態です。

『ハミングバードの一日/丘部あさぎ』

男装主人公が、「女装した男の子」として女子高に行く話。
女の子なのにあくまで「女装少年」として扱われるのが面白かったです。

『中津の長い一日/猪狩そよ子』

ファンだという後輩の男の子が、男装した女の子に見えてしまう話。
ネタバレになるのでラストのオチは伏せますが、後輩の少年が可愛いです。

その他の作品
『呪いのおとぎ話/あまさかえで』
佐野・中津・難波・中央の中身が入れ替わる話。入れ替わりですが全員男で、TSFはありません。
『スマイル！/アヤノマサキ』
日常ほのぼの。
『眼鏡の先生/ミユキ蜜蜂』
眼鏡を失くした養護教諭が眼鏡を探す話。


雑誌の付録ではありますが、合計132ページとかなり読み応えがありました。また主要キャラクターはしっかり活躍しているので、ファンの方には嬉しい内容かと思います。
「花ざかりの君たちへ」未読の方はキャラクターなどは分かりづらいかと思いますが、どの話も明るいコメディで読みやすかったです。