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レヴァリアース(全3巻)/夜麻みゆき 感想 ※Jコミ公開中 

男装した少女が活躍する「レヴァリアース」が、無料コミック公開サイトJコミにて公開されました。
以前ご紹介した夜麻みゆきのファンタジー「幻想大陸」の前作に当たり、「幻想大陸」よりも古い時代を舞台にしたパラレル的な位置づけになります。
コミカルな一話完結型の「幻想大陸」に対し、「レヴァリアース」はシリアスな長編ファンタジー。
wikipediaの粗筋では
異世界「オッツ・キイム」と呼ばれる世界を舞台としたファンタジー漫画。主人公ウリックが、勇者であり兄でもあるザードの敵を討つために、魔法使いの少年シオンと妖精のレムと共に、邪神竜ディアボロスを倒すための旅を続けるファースト・エピソード。
夜麻みゆきのオリジナルデビュー作品、そして「オッツ・キイム」という世界を舞台に繰り広げられる後の作品『幻想大陸』 『刻の大地』へと続く物語。
とありました。
ネタばれになりますので男装の詳細は後述しますが、男装少女のファンタジーが好きな方は楽しめるかと思います。
掲載ページ:http://www.j-comi.jp/book/comic/4111

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幻想大陸(全2巻)/夜麻みゆき 感想:「レヴァリアース」と同じ世界観の作品。こちらにも男装の少女が登場します。
里見☆八犬伝(全6巻)/よしむらなつき 感想:本作と同じくエニックスで連載していた作品。男装ではないのですが、主人公の少女が男性と認識されてしまうという世界です。また女装の美少女も登場します。
どちらも現在「Jコミ」にて全巻公開中です。

※以下ネタバレ注意

主人公の少年「ウリック」が男装した女の子です。wikipediaによると
この物語の主人公。12歳。ファンエティレネという地方の森に住んでいた。兄であるザードの敵を討つために邪神竜ディアボロスを探す旅を始める。
幼い頃から森に住んでいたため、世間知らずなところもあるが、純真で優しく、困っている人を見ると放ってはおけない性格。腕っ節は一流で格闘術で魔物と戦う。が、何があろうとも魔物は殺さず、気絶させるだけに留めている。それは、ザードの意志と共に住んでいた友達だから何があっても殺さないと言う。
ウリックというのは偽名で本当は女の子。今の格好になったのは「自分が男で強くて頼りがいがあれば、兄と共に旅ができたかもしれない」という寂しさと、後悔の思いから。料理上手でなんでも作れる。
実はザードとは血の繋がった兄妹ではなく、幼少の頃に大きなガケ崩れで両親と実の兄が亡くなり、泣いていたところをザードが通りかかり、お墓を作ってくれてから、彼女自身がザードを兄と慕った。本名は「イリア」、一人称は男の格好をしているため「ボク」。
となっています。

容姿も思考もほぼ少年のものなのですが、シオンを好きかと聞かれ赤面したり、正体がばれそうになり焦ったり、モノローグが時折「私」になったりと、ちょこちょこ少女らしさが見え隠れするのが可愛いです。
特に私が面白かったのは3巻収録の第22話。
パートナーのシオン(大の女嫌い)に性別を告白するのですが、告白シーンとその後の流れが秀逸で良かったです。
3巻では硬派なシリアスファンタジーに突入しているので萌える隙がないのは残念ですが、話自体も面白いのでファンタジーやRPGな世界観が好きな方におすすめです。
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