WEB妖怪読切：百鬼屋シンクロウ/西尾洋一 感想

WEB漫画雑誌「クラブサンデー」に掲載されている読み切り『百鬼屋シンクロウ/西尾洋一』が、妖怪を売る男・シンクロウと妖怪の少女が登場する妖怪アクションファンタジーでした。
百鬼屋シンクロウ/西尾洋一/妖怪/友情/現代舞台
掲載ページ：http://club.shogakukan.co.jp/magazine/SH_CSNDY/hyakkiyasi_001/detail/

粗筋：自らの祖父を別の妖怪に殺され、住んでいた森を追われた妖怪の女の子・キノ。
街で行き倒れたキノを救ったのは、なにやら怪しい風貌の男・シンクロウ。
シンクロウの家にやって来たキノは、そこで売られている妖怪達がいて…！？　
新鋭が送る妖怪アクションファンタジー！

妖怪に襲われ人間の世界に迷い込んだ「木の子」の少女・キノと、妖怪を売る「百鬼屋」の男・シンクロウとのアクションファンタジー。
一応、百鬼屋で売られる妖怪たちは「河童」「猫又」などで描かれているのですが、主人公のキノは木の精霊、敵の妖怪はオリジナルの怪物の姿で描かれています。
以前公開されていた同じ作者さんの漫画「バケがく！」では、カマイタチに茶釜狸などの妖怪達が生活する学校の話でとても好きな漫画だったので、今回オリジナルの妖怪だったのは残念でした。

ただ妖怪を売り物にする男と、住む場所を奪われていく妖怪達という関係は興味深かったですし、後半のアクションも派手で面白かったです。

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