coda(1)/壱村仁 感想
admin≫
2011/05/18 20:44:53
2011/05/18 20:44:53
日舞少年が女性としてバレエの舞台に立つ、青春女装コメディ「coda」。
現在コミックAvarusにて連載されている本作ですが、先日より出版社マッグガーデンコミックオンライン上でも、Avarusから一月遅れで連載されることになりました。
5月18日の時点では、公式サイトにて第1話と先月分の第10話が掲載。10話では主人公の女装姿が確認できます。
掲載ページ:http://comic.mag-garden.co.jp/avarus/131.html
coda/壱村仁/1~/コミックAvarus、マッグガーデンコミックオンライン連載(コミックオンラインは1年間の期限付)/女装/青春/学園物/コメディ
高校の舞踊科日舞専攻に通う国定春一は、ある日、短期留学でやってきた有名な若手バレエダンサーのユーリ=アルバトフと出会う。
が、彼に弱みを握られたことで、何故か女装して舞台に立つことに!?

バレエ+女装という一風変わった設定の「coda」。
設定だけならちょっとイロモノ的な内容に思えるのですが、実際は爽やかな青春コメディでした。
登場人物は無理やりプリマをさせられることになった国定春一、幼馴染のバレエ少女・岡部マナ、外見だけなら爽やか王子のユーリ=アルバトフ、諸悪の根源・先輩の桐生一郎の4人。
春一は日舞の家元の生まれの日舞を学んでいる少年なのですが、幼馴染の少女に連れて行ってもらった「バレエ」に魅せられ、こっそりとバレエの練習をしています。
なぜ男である春一が女性である「バレリーナ」側の踊りができたのか、女装して踊ることになったのか。そういった一見不自然に思えることも、とても自然な展開になっていて良かったです。
ストーリーは強制的にバレリーナをさせられる春一の受難コメディです。
全体的に明るい作品ですが、日舞という道を定められた春一の心境、とある過去から女生徒踊ることにトラウマを抱えるユーリの成長などもあり、コメディだけで終わらない爽やかで読みやすい作品です。
作中ではバレエの練習風景も多くありますが、バレエの成り立ち、どういった練習をするかといった説明はほとんどなく、濃いバレエ漫画を期待すると少し物足りないかもしれません。
収録されている5話の内女装があるのは2~5話。
初めに女のふりをしてユーリに会いに行く2話以降、練習時などに毎回女装をしています。
ただ速攻で女装バレしている上練習中はジャージ+スカートが多く、あまり女装という雰囲気はありませんでした。
面白かったのは4話と5話。この2話では女の子のふりをしてユーリの知人と会うことになります。
特に5話は、女の子としてユーリの友人と出かける話で、終始女装+女の子のふりをしているのが面白かったです。

外見美少女、性格は真面目でツッコミ体質の主人公が可愛いです。
他のキャラクターも嫌味がなく、楽しく読める作品でした。
現在コミックAvarusにて連載されている本作ですが、先日より出版社マッグガーデンコミックオンライン上でも、Avarusから一月遅れで連載されることになりました。
5月18日の時点では、公式サイトにて第1話と先月分の第10話が掲載。10話では主人公の女装姿が確認できます。
掲載ページ:http://comic.mag-garden.co.jp/avarus/131.html
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高校の舞踊科日舞専攻に通う国定春一は、ある日、短期留学でやってきた有名な若手バレエダンサーのユーリ=アルバトフと出会う。
が、彼に弱みを握られたことで、何故か女装して舞台に立つことに!?

バレエ+女装という一風変わった設定の「coda」。
設定だけならちょっとイロモノ的な内容に思えるのですが、実際は爽やかな青春コメディでした。
登場人物は無理やりプリマをさせられることになった国定春一、幼馴染のバレエ少女・岡部マナ、外見だけなら爽やか王子のユーリ=アルバトフ、諸悪の根源・先輩の桐生一郎の4人。
春一は日舞の家元の生まれの日舞を学んでいる少年なのですが、幼馴染の少女に連れて行ってもらった「バレエ」に魅せられ、こっそりとバレエの練習をしています。
なぜ男である春一が女性である「バレリーナ」側の踊りができたのか、女装して踊ることになったのか。そういった一見不自然に思えることも、とても自然な展開になっていて良かったです。
ストーリーは強制的にバレリーナをさせられる春一の受難コメディです。
全体的に明るい作品ですが、日舞という道を定められた春一の心境、とある過去から女生徒踊ることにトラウマを抱えるユーリの成長などもあり、コメディだけで終わらない爽やかで読みやすい作品です。
作中ではバレエの練習風景も多くありますが、バレエの成り立ち、どういった練習をするかといった説明はほとんどなく、濃いバレエ漫画を期待すると少し物足りないかもしれません。
収録されている5話の内女装があるのは2~5話。
初めに女のふりをしてユーリに会いに行く2話以降、練習時などに毎回女装をしています。
ただ速攻で女装バレしている上練習中はジャージ+スカートが多く、あまり女装という雰囲気はありませんでした。
面白かったのは4話と5話。この2話では女の子のふりをしてユーリの知人と会うことになります。
特に5話は、女の子としてユーリの友人と出かける話で、終始女装+女の子のふりをしているのが面白かったです。

外見美少女、性格は真面目でツッコミ体質の主人公が可愛いです。
他のキャラクターも嫌味がなく、楽しく読める作品でした。
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