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コミックBLADE9月号「ツブラな惑星」「フカシギフィリア」紹介 

マッグガーデンオンラインにて「ツブラな惑星(TSF該当)」と「フカシギフィリア(TSF風の描写あり)」9月号掲載分が更新されました。
マッグガーデンオンライン「ツブラな惑星」http://comic.mag-garden.co.jp/blade/82.html
マッグガーデンオンライン「フカシギフィリア」http://comic.mag-garden.co.jp/blade/297.html

「ツブラな惑星/カネコナオヤ」
ツブラな惑星は変身による女体化がありました。
8月号でメインキャラクターらしい主人公の友人とその他の友人(全員男)が謎の植物に取り込まれて女体化したのですが、今月更新された9月号掲載分では友人の出番が3ページ程。台詞もほとんどありませんでした。

「フカシギフィリア/筒井大志」
TSFではないのですが、8月号で敵の男に操られた女子高生が、操っている男の口調で話し戦闘するという憑依風の描写がありました。
9月号でも一応同じ男が登場したのですが、今回は男性や女性を1度に操り攻撃させるという内容になっていました。
今回の号で戦闘がひと段落したので、再登場もなさそうな雰囲気でした。
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「ヘタリア」コミックBIRZで連載開始&「ちびさんデイト」comicスピカ移籍連載 

BIRZ11月号読みました:月刊コミックバーズ 2011年11月号「ヘタリア」感想

ウェブコミック発国家擬人化漫画「ヘタリア」がコミックBIRZで来月号から連載が開始されます。
「ヘタリア」次号バーズより連載決定!付録も3号連続で
コミック BIRZ (バーズ) 2011年 10月号 [雑誌]コミック BIRZ (バーズ) 2011年 10月号
連載は来月からですが、今月号(10月号)表紙にも左上に連載告知が出されています。
また連載が開始される11月号からは3カ月連続で単行本収納ボックスなどの付録が付くそうです。

ヘタリア Axis Powersヘタリア Axis Powers
(2008/03/28)
日丸屋 秀和

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ヘタリア/日丸屋秀和/1~4/擬人化/男装/女装/4コマ

ヘタリアは世界史をモチーフとして国家を擬人化したキャラクターが活躍する4コマ漫画です。
第二次世界大戦中を中心としたものが比較的多いですが、古代・中世のヨーロッパを舞台にしたもの、時事ネタを扱ったものも多くなっています。
現在もウェブコミックで連載されており、4コマからショートコミックまで100本を超す漫画を読むことができます。
キタユメ。:http://www.geocities.jp/himaruya/t.html
なおウェブ版では毒のあるネタや変態度の高いネタも多いのですが、単行本版ではそういったものがなくなり全体的にマイルドな内容になっています。
擬人化の「ヘタリア」の他、登場人物が全て日本の地名から取られている「すすめ!きたこーほうそうぶ」という漫画も連載されていますが、こちらはギャグ中心で擬人化要素はほとんどありません。

擬人化の他、異性装ネタで「ヘタリア」では女性キャラクターのハンガリーが子どもの頃男として育てられる、男性キャラクターのイタリアが幼少期少女と勘違いされたためにメイドとして過ごす、「きたこー」では主人公が6話で女装して以降何かと女装する羽目になるなどもありました。
また各国のキャラクターが別の性別だったら?というイラストも度々掲載されており、捉えようによっては若干TSFに見えるかもしれません。

基本的に4コマ+ちょろっと時代背景解説となっているので、世界史が分からなくても読みやすい漫画だと思います。

9/9追記
11月号よりコミックBIRZでの「ヘタリア」連載化に伴い、現在休載中の「ちびさんデイト(BIRZ連載)」は新創刊雑誌『comicスピカ』に移籍されるそうです。
「ちびさんデイト」は、アメリカ・ナンタケット島を舞台にした画家の青年がと島の人々とのほんわかした日常ショートストーリーです。
ちびさんデイト 1 (バーズコミックスデラックス)ちびさんデイト 1 (バーズコミックスデラックス)
(2009/11/24)
日丸屋 秀和

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他の参加者は、いくえみ綾、新井理恵、石川ちか、KUJIRA、紺野キタ、平尾アウリなど。
「ちびさんデイト」を含め、柔らかで切ない作風の話が多くなりそうなラインナップです。
comic スピカ(1)〈October2011〉comic スピカ(1)〈October2011〉
(2011/10/28)
共著

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「ヘタリア」も「ちびさんデイト」も大好きな漫画なので、今から「BIRZ」と「comicスピカ」の発売が楽しみです。

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うそつきリリィ(5)/小村あゆみ 感想 

うそつきリリィ 5 (マーガレットコミックス)うそつきリリィ 5 (マーガレットコミックス)
(2011/08/25)
小村 あゆみ

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うそつきリリィ/小村あゆみ/1~6/マーガレット連載中/女装/男装/学園ラブコメ/TSF(男体化)

究極の女好きは、女装男子になるらしい…。
男の娘の彼氏が出来ました…。しかもクオリティーがメチャ高い。彼女よりも、男にモテる美人な彼氏…。
みなさんもいかがですか? 2人の誕生日やドタバタバレンタインまで今回もイベント盛りだくさんだよ!
【収録作品】番外編「Boy's Lily」


女装っ娘と時々男装主人公の嘘百合漫画「うそつきリリィ」。
第5巻は、本編6話+女の子全員男体化番外編「Boy's Lily」を収録です。
今回の服装は、定番の私服、制服、メイド服。今回は4コマや1ページ漫画など実験的な回はありませんでしたが、どの話もいつも通り安定して面白かったです。
そして普段よりも少し分厚く、幕間の4コマの他、今回は後書きにまで漫画があったのでお得感がありました。
マーガレットの本は滅多に買わないのでよくわからないのですが、毎度付いているカバー下イラストも面白かったです。
収録作の内、特に面白かったのは友人との偽装カップルを頼まれる28話、ほれっぽい男装少女の後藤さんがかわいい女の子を目指す33話、そして女の子が全員男になってしまう番外編。
もちろん他の話も良かったのですが、恋愛漫画必須イベントの筈のバレンタイン当日が、4コマだけで終わったのは予想外でした。

続きは各話毎の粗筋+感想になります。

女装度28
うそつきリリィ(5)
友人・直太に頼まれ、苑が彼女の振りをする話。
偽装デート萌えかと思いきや、忍者屋敷のような罠を掻い潜って父親の部屋を目指すギャグ回でした。
女装度29 直太に片思い中の肉食系先輩の話。斜め上な先輩と直太のラブコメです。
女装度30~31 高級ホテルに2人で泊まることになった苑とひなたの話。ホテル話ですが、エロ方向でどうこうという展開はないラブコメです。
女装度32 
うそつきリリィ(5) (2)
ひなたが苑に指輪を買うためバイト(男装ウエイター)を頑張る話。ラブコメというよりギャグに近い回です。
女装度33 
うそつきリリィ(5)後藤さん
可愛くなりたい後藤さんを応援する話。
後藤さんと実はイケメンだった委員長(1巻から苑を追いかけてるモブの人)のメインですが、ひなたと苑も活躍しています。
番外編「Boy's Lily」(12ページ)
うそつきリリィ(5) 男体化
なぜか女の子が全員元から男だったことになっている話。
後書き
いつもの後書きの他、テスト勉強中の2人の漫画(3ページ)も収録されています。

今回も盛り沢山の内容でとても面白かったです。
単行本も5巻目に入りましたが、いい意味で軽い漫画なので楽に読めるのも良かったです。

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うそつきリリィ(6)/小村あゆみ 感想
うそつきリリィ(0)/小村あゆみ 感想 ※ 友人中心の短編集。連載前の読切版「うそつきリリィ」も掲載。
女装コメディ「うそつきリリィ」VOMIC(VOICE+COMIC)化

ZERO-SUM、性別未分化漫画「釘付け鎖スピシャス/芹川豆」スタート 

TSFというには微妙なのですが、8月28日発売のZERO-SUMにて主人公が性別未分化の漫画「釘付け鎖スピシャス/芹川豆」がスタートしました。
Comic ZERO-SUM (コミック ゼロサム) 2011年 10月号Comic ZERO-SUM (コミック ゼロサム) 2011年 10月号
(2011/08/27)
不明

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コミックナタリー記事によると
「釘付け鎖スピシャス」の主人公・イオは、出生時に性別が定まらず、気分などにより男にも女にもなれる人種。コンシェルジュになる夢を持つイオが、地球の学校に通うことになるところから物語が始まる。
という内容だそうです。
作者様ブログに8月26日記事に、センターカラーの表紙画像と少しだけ内容について触れられています。
作者様ブログ:bm_blog

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桜蘭高校ホスト部(クラブ)/葉鳥ビスコ 3月より映画公開 

現在ドラマ放映中の男装コメディ「桜蘭高校ホスト部」が映画化されます。
なお白泉社の映画情報をクリックするとドラマのサイトに飛ぶので、アニメ版ではなく実写での映画化かと思われます。
桜蘭高校ホスト部(クラブ) (1) (花とゆめCOMICS)桜蘭高校ホスト部(クラブ) (1) (花とゆめCOMICS)
(2003/08/05)
葉鳥 ビスコ

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桜蘭高校ホスト部(クラブ)/葉鳥ビスコ/全18巻/LaLa連載/男装/女装/おバカ系ハイテンション学園コメディ

同じく現在ドラマ放送中の「荒川アンダーザブリッジ」も映画化だそうですが、映画化前提でのドラマ放送が流行っているのでしょうか?
ドラマは放送がなく見ていないのですが、「桜蘭高校ホスト部」原作コミック・アニメはどちらも面白かったです。

ちなみに荒川~の方には女装シスターが登場しますが、元傭兵のマッチョなので萌え要素はほとんどありません。
荒川アンダー ザ ブリッジ 3 (ヤングガンガンコミックス)荒川アンダー ザ ブリッジ 3 (ヤングガンガンコミックス)
(2006/05/25)
中村 光

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2011年夏期・男装主人公「桜蘭高校ホスト部」「花ざかりの君たちへ」ドラマ化

ファミ通.comにて「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」コミカライズ2作品スタート 

ファミ通.comで、男の娘「漆原ルカ」が登場する「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」のコミカライズがスタートしました。
本編では男の娘ヒロインとは言いづらいルカでしたが、番外編のこちらではしっかり男の娘として登場してくれます。
STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん(初回限定版)STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん(初回限定版)
(2011/06/16)
Xbox 360

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それは―あったかもしれない、ラボメンたちとの物語。5pb.科学アドベンチャーゲームが贈るシリーズ最新作!
あのSTEINS;GATEがまさかのラブコメに!?想定科学ADV「STEINS;GATE」をもうちょっとプレイしたい!
そんなあなたに「あったかもしれない、ラボメンたちのどたばた生活」を贈ります。


スタートした連載は「STEINS;GATE DROPS/Carawey」と「STEINS;GATE 星屑のデュプレット/たのかみはすく」の2作品。
STEINS;GATEと異なる、ラブコメスピンオフのコミカライズなので、どちらも明るく楽しい作品です。
出番が少しだけだっのは残念ですが、漆原ルカも両作品とも第一話で登場していましたので、次回の更新も楽しみにしたいと思います。

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魔探偵ロキRAGNAROK~新世界の神々~/木下さくら WEB連載スタート 

魔探偵ロキ連載復活&期間限定で全話公開中!!
コミックBLADE該当ページ:http://comic.mag-garden.co.jp/beats/433.html
ガンガン、そしてコミックBLADEで連載されていた北欧神話ベースのミステリー「魔探偵ロキ」が、マッグガーデンオンラインにて再び連載開始されました。
これに合わせて『魔探偵ロキ』『魔探偵ロキRAGNAROK』のコミックス全12冊も、期間限定公開されるということですので、北欧神話とミステリーがお好きな方は是非ご覧ください。

続きは『魔探偵ロキ』『魔探偵ロキRAGNAROK』の感想になります。
魔探偵ロキ (1) (ガンガンコミックス)魔探偵ロキ (1) (ガンガンコミックス)
(1999/08)
木下 さくら

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魔探偵ロキ/木下さくら/ガンガン→コミックBLADE/神様/北欧神話/ミステリー/ホラー/獣人(蛇の怪物が人の姿で登場)

「魔探偵ロキ」は元々ガンガンで連載されていたミステリーで、エニックスお家騒動後マッグガーデンに移籍、その後「魔探偵ロキRAGNAROK」として連載された作品です。

タイトル「ロキ」でピンと来る方も多いと思いますが、この漫画は「北欧神話」がベースとなっています。
主人公は最高神オーディンによって人間界に落とされた邪神「ロキ」。
オーディンの命令で、少年探偵として人に取り付く「魔」を集めるロキは、彼に仕える青年・闇野、そしてロキに助けられたミステリー偏愛少女・大堂寺繭良とともに様々な事件を解くことになります。
以下wikipediaより粗筋抜粋(一部ネタバレのため削除)。

少年探偵ロキは北欧神話の邪神ロキの化身である。戯れが過ぎたため、最高神オーディンによって神界から人間界に落とされた。主神の命令で人間界の魔を落とし、魔を集めている。魔を集めやすいように燕雀探偵社(えんじゃくたんていしゃ)で探偵をしている。
ロキと闇野竜介が住む大屋敷に、ミステリーマニアの高校生、大堂寺繭良がロキの助手と自称して入り浸り、ロキを殺すように神界から命じられているが、貧乏なために飯をたかりにロキ宅へやって来る鳴神などが登場して、様々な事件が巻き起こる。
その他にもヘイムダル、ノルン三姉妹(ウルド、ヴェルダンディー、スクルド)、フレイとフレイヤ、ウトガルドロキ、ヘル、フェンリルなどが出てくる。
魔探偵ロキ初期から中期にかけては探偵としての物語が主なものとなっているが、後期から魔探偵ロキRAGNAROKにかけて徐々に神や神界に関係する話が多くなり、探偵としての物語は減少していく。

※なお北欧神話では「雷神トール」や「ロキ」の女装がありましたが、本作では特にそういった描写はありません。

この物語は、事件解決中心の前半(大体単行本5巻程まで)と、ロキが落とされた理由、そしてとある理由からロキを狙う神々との知能戦が中心となる後半に分けられます。
神話ベースで見るとどちらも面白くはあるのですが、個人的にはやはり前半のミステリー部分、特にその中でも特に序盤の作品が好きです。

推理自体は前半・後半ともに面白いのですが、初期の作品は血なまぐさい連続殺人や悪魔召還の儀など陰惨なものが多く、主人公である「ロキ」自体酷く奇妙な少年として描かれています。
欲望から様々な魔にとりつかれた人間が起こす事件の中、犯人を推理で追い詰め魔を落としていく主人公。
「魔探偵」というと魔法のような手法で問題を解決する半端なミステリーと勘違いされてしまいそうなのですが、事件の解決手法は他の硬派なミステリー漫画と変わりません。
専門的知識を要求したり異常なまでの難解さもないこの作品は、むしろミステリー漫画としてもかなりの秀作かと思います。

では何が「魔探偵」かと言うと、それは魔を落とす部分にあります。
使用された毒や犯人の行動をギリシャ神話になぞらえるなど、魔を落とす描写では神話や怪物伝承が登場。
また事件途中に神話などの逸話からヒントを得ることもあります。

しかし雑誌の方向性故か、ストーリーが進むに従って序盤の陰惨さは次第に形を潜め、後半になると登場人物同士の知能戦と「ロキ」の存在、そして北欧神話を語る上では外すことの出来ない「神々の黄昏-ラグナロク-」が語られていきます。
「探偵」部分目当てだと少し物足りない後半ですが、神様目当てだと後半は非常に面白い内容になっています。
続々と登場する北欧神話の神々達と、彼らが唱える「ラグナロク」。
しかし、本来の北欧神話ではその鍵を握るはずのロキ自身は記憶が欠け何も分からない。

北欧神話を読んだことがある方は細かい描写ににやりとできますが、内容自体は先の読めない展開になっていてとても面白い作品です。
勿論北欧神話を読んだことがない方も十分楽しめる内容になっているので、未読の方は是非一度ご覧ください。

プラナス・ガール(4)/松本トモキ 感想 

プラナス・ガール(4) (ガンガンコミックスJOKER)プラナス・ガール(4) (ガンガンコミックスJOKER)
(2011/08/22)
松本 トモキ

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プラナス・ガール/松本トモキ/1~4/ガンガンJOKER連載中/女装/百合

槙の初恋の相手、若草佳奈が紫苑を追いかけて編入してきた!
佳奈を避けて話もしない紫苑に藍川と槙が協力することになるが・・・。紫苑と佳奈の切ない過去が明らかに・・・!
そして、槙の藍川に対する想いに少しの変化が!?


男の娘・藍川絆とのラブ?コメディ「プラナス・ガール」。4巻でも絆ちゃんの可愛さ&小悪魔っぷりは健在でした!
普通じゃないと言えば「ならココで普通じゃないことしてみる?」と迫ったり、かと思えば健全100%の笑顔で肩車を強要して来たり。
プラナス・ガール(4)松本トモキ (1) プラナス・ガール(4)松本トモキ 
男の子と女の子を使い分け、蠱惑的に迫っても結局冗談にしてしまう絆ちゃんは正に小悪魔。
4巻前半(短編4作)は、これまで同様に癖のあるクラスメイトとの騒がしい日常と、それからひたすら絆ちゃんの可愛らしさで構成されている学園コメディになっています。

が、その後の「彼女がカノジョと呼べる理由?」シリーズになるとガラリと雰囲気が変わります。
プラナス・ガール(4)松本トモキ (2)
「彼女が~」は、百合少女・花坂紫苑を追いかけて、元恋人のお嬢様・若草佳奈が転校して来る話。
百合っ娘&百合っ娘の修羅場に、男の娘の絆ちゃんとノーマルな槙が飛び込んでいく。
状況だけなら色々とカオスで面白そうなのですが、実際は佳奈の家庭環境や紫苑の佳奈への思いなどが描かれているシリアスなものでした。

勿論槙&絆も活躍はするのですが、あくまでメインは紫苑と佳奈。
私自身百合漫画も大好きなのでこの2人の話も面白かったのですが、「プラナス・ガール」の中の話として見るとちょっとばかり異色かもしれません。
またこの話の途中で、珍しく絆ちゃんと槙のシリアスな会話がされるのですが、これが紫苑たちと同じく「同性同士」の2人の関係、そして漫画自体の方向性が変化する発端になりそうで心配になりました。

序盤4作は今までどおりのノリなのでシリーズが好きな方は買って損はないとは思うのですが、3巻のようにひたすら絆ちゃんと槙がベタベタしているような内容ではないのでご注意ください。

収録作品
第18話:素直でクールな委員長?
 素直クールでちょっと余計なことを言い過ぎる委員長に振り回される2人の話。
第19話:緑乃丘高生徒会の実情?
 生徒会勧誘のため生徒会長にストーカーされる話。
第20話:このネコ知りませんか?
 迷いネコの飼い主を探す話。
第21話:それはケガの巧妙?
 肩車→落下で手首を捻挫してしまった絆。手が使えない絆に代わり色々と手伝うことになる槙の話。
第22~24話:彼女がカノジョと呼べる理由?
 シリアス強めの百合漫画。
特別編:笹木野家の姉弟

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MINDYマガジン(全1巻)/眠田直 感想 ※Jコミ公開中 

十二支の活躍する「超猿人サルデター」が収録された「MINDYマガジン」が、無料コミック公開サイトJコミにて公開されました。
作品集ですが、全200ページのうち76ページを占めているので、それなりに読み応えはありました。
掲載ページ:http://www.j-comi.jp/book/comic/4391

話はバイオテクノロジーによって生み出された猫耳族が人間に反旗を翻し、十二支の能力を持った戦士(それぞれの耳と尻尾を持っていたり被り物をしていたり)が戦うことになるというもの。
最近の漫画とはノリが違うこと、正義のバトルものと見せかけて猫耳族が生み出された理由が直球下ネタ等そこかしこで人を選びそうな内容でした。

他の作品は月刊OUTや月刊アニメージュ掲載ということもあってか、様々な作品のパロディなども使われているようです。
ただ掲載が88年と20年以上前なので分からないものがほとんどでした。
幕間のゲームエッセイでは当時のサブカル(ゲーム・アニメ)についても触れられており面白かったです。

その他のJコミ公開中獣人漫画
ワイルド・ラン(全2巻)/大宮直依 紹介 ※ 薬で人間に変身したジャガーの少女とのドタバタコメディ

せんごくっ!?~悠久乱世恋華譚~(3)/或十せねか 感想  


せんごくっ!?~悠久乱世恋華譚~/或十せねか/1~3/ドラゴンコミックエイジ連載中/女装/コメディ/似非戦国

学舎にてよろづ倶楽部を立ち上げた長耶達だったがなかなか部員が集まらなかった。
その中麻雀部やテニス部など色々な部活のお手伝いをして活動を続ける静の前に一人の少女が現れて―!?


強制女装似非戦国コメディ第3巻。
第3巻では、長耶が女装して部員勧誘をする11話、麻雀部の手伝いでチート麻雀大会に参加させられる12話、友人達と勉強のため町に繰り出す13話、商業の勉強のためアキバで売る漫画の付録を考える14話の4話を収録。
思い出したように家を継ぐ話なども出てきますが、基本はサービスシーン多目の萌えコメディになっています。

期待していた女装ネタですが、今回は4話中初めの1話のみ。
ただ、バニーガールで集客後、チアガールへと衣装替えで14ページ女装、更にその後の話の回想や妄想、扉絵で女装をさせられているので、極端に少ないという感じはしませんでした。
せんごくっ!?3女装 ※ 冒頭バニーガール(カラー有)
せんごくっ!?3女装 (1) ※ チアリーダー衣装で応援
もはや戦国とは無関係な衣装ということをのぞけば、どれも可愛くて良かったです。
ただ、2巻での女装姿を見た幼馴染に惚れられるという話が特に広げられなかったこと、学園生活がメインになり、1巻のとにかく隙あらば女装をねじ込んでくる展開がなくなってしまったのは残念でした。

とは言え女装自体は可愛かったですし、2巻でどかどか出してきた新キャラもそれなりに絞られて、漫画自体読みやすくなっていたと思います。
また、1巻ほどではありませんが、露骨なサービスシーン(特に表紙の伊達ムネ子さん)もそれなりに多く、真面目な長耶と破天荒なヒロインのやり取りも良かったです。
また主人公にして女装ヒロイン・長耶が、女装をしつつもしっかりイベントではハーレム主人公の立場を維持しているのも新鮮でした。

純粋に女装だけを見たいという方には物足りないかもしれませんが、学園萌えコメディや、戦国風味の漫画が好きという方にはお勧めかと思います。

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