QLOOKアクセス解析

世界の果てで愛ましょう(3)/武田すん 感想 


世界の果てで愛ましょう(3)/武田すん/1~3/電撃マ王連載中/TSF(変身)/女体化

異世界の王子・エミリオによって女の子にされてしまった、気弱な男子高校生・矢野涼馬。
涼馬を嫁にしたいエミリオの猛烈な求婚アタックを、ヒラヒラとかわす日々を送る涼馬であった。
一方、涼馬との勝負に敗れた巨人族の王女アリシアは、涼馬の弟・祐二に助けられたことが忘れられずに悶々としていた。
そして、自分の気持ちを伝えようと祐二にアタックをしかけるが・・・・・・?
種族や性別までも超えた、究極の愛の物語はさらに複雑な恋模様へと加速する!
(裏表紙あらすじより)

第1巻試し読み:http://maoh.dengeki.com/try/sekainohatede/01.html

変身女体化ラブコメ第3弾。
女の子になっても相変わらずのブラコン天然ぶりを発揮して、ナチュラルに男性陣をトリコにする涼馬。
『にょたいかっ。』のわざとらしい媚びこびにょたも面白いですが、元・男だからこそのガードのゆるさが見え隠れするこっちも捨てがたいです。
女装も女の子扱いもだいぶ慣れたらしく、3巻では自分からスカートを履いて男と疑似デート。
もちろん理由があるわけですが、遊園地や動物園できゃいきゃいはしゃぐ涼馬は可愛い。
ただ話的に涼馬を取り巻くキャラ視点(王子とかアリシアとかクラスメイトとか)ばかりで、女になった体がどうこうといった涼馬視点がないのは残念。
そこらへんは1巻でやりつくした感があるのでしょうがないかとも思いますが、普通に1ヒロインとして落ち着いているのはやっぱり寂しい。またサービスカットも水着にパンチラ程度で、それもほとんどありませんでした。

ストーリー以外で気になったのは、登場人物の体型です。
妙にがっしりとしていて所々「女?」と思うところがありました。そしてモブの女性陣が本気で可愛くないところ・・・・・・。顔もですがごついので普通に男に見えました。
一方性格悪い巨人族のアリシアは、順調に一途な萌えキャラと化しています。

全体的にTSFとしての面白さは薄まっている気がしますが、話・ノリは変わっていないので、1・2巻が好きな方にはおすすめです。

以下各話内容紹介。
第12話 「カレーな学園生活」 調理実習と涼馬をライバル視する女の子達の話。
第13話 「王子の武闘会?」 舞踏会で王子がもてもて。 
第14話 「狩田君の悩み」 元・涼馬の親友狩田の話。
第15話 「デートで崖っぷち」 女性恐怖症の狩田と涼馬の偽デート。
第16話 「DVO」 ドメスティックバオレンス王子。
第17話 「乙女アリシアの決断」 アリシア暴走。
第18話 「恋に溺れて」 その続き。
愛のおまけ漫画劇場(3ページ)「ツッコミ王子」

関連記事
世界の果てで愛ましょう(1)/武田すん 感想
世界の果てで愛ましょう(2)/武田すん 感想
世界の果てで愛ましょう(4)/武田すん 感想
世界の果てで愛ましょう(5)/武田すん 感想
にょたいかっ。(1)/龍炎狼牙 感想
スポンサーサイト





WEB 神獣人読切:ANUBIS/ねこぐち 感想 

『クラブサンデー』に掲載されている読み切り『ANUBIS/ねこぐち』が、けもみみしっぽの精霊が登場するアクションファンタジーでした。

ANUBIS/ねこぐち/WEB読み切り/獣人/神様
掲載ページ:http://club.shogakukan.co.jp/magazine/SH_CSNDY/anubisu_001/detail/
あらすじ:主人公・ピッケルは家族を人質に取られ、守りたかったはずの遺跡の採掘をさせられていた。
ところがある時、彼の前に突如、あられもない格好で現れた女・ロゼッタは彼を助けるというが…!!? 
ファンタジーバトルえろす!!!


タイトル通り、犬の姿をした冥府の番人「アヌビス」が登場する漫画です。
墓泥棒に脅され働かされる少年とアヌビスという一見暗そうな作品ですが、少年誌らしい明るいファンタジーバトルものでした。
絵は少年誌的で、ヒロイン・アヌビスも太眉釣り目のあまり可愛いという感じの女の子ではありません。
なのですが、細く切られた布をまとったフェロモンたっぷりです(特に胸とか)。
このストーリーとこの絵柄にセクシーショットは若干浮いている気がしましたが、話も面白く「冥府の番人」らしい戦いは面白かったです。

非日常的ガールズコミック”少女マンガ誌・ARIAと女装漫画 

ARIAの感想はこちらからどうぞ。

ARIA (アリア) 2010年 09月号 [雑誌]ARIA (アリア) 2010年 09月号 [雑誌]
(2010/07/28)
不明

商品詳細を見る

好き漫画家ばかりなのはいいのですが、それ以上に気になるのは女装漫画を描いていた人の多さ。
まずはりぼんで女装ヒーロー(ヒロイン)もの「悪魔の勝利」を描かれた槙ようこ。
花とゆめでゴシック系作品を複数描かれて、何かと女装シーンが多かった由貴香織里。
Gファンタジーで主人公の探偵に押しかけ同居する天才サディストの女装美少年が登場する「キューティクル探偵因幡」を連載しているもち。
コミックハイ!で女装アイドル漫画「アリーナ!!」を連載していたミキマキ。
萌え4コマ「109」で、女装っ子を出していた遠山えま。
ZERO-SUMで連載してた「クラブクライム」で恋のライバルは即殺のヤンデレ女装ショタを描いていた厘のミキ。
どの人も一回きりの女装ネタではなく、連載作のレギュラーで女装キャラがいたのがポイントです。
小ネタもありならnaked apeも連載作で主人公が女装していたような・・・。

ちなみに創刊号のラインナップは
槙ようこ×持田あき「ピカ☆イチ」
由貴香織里 「異域之鬼」
naked ape「Magnolia」
硝音あや「純血+彼氏」
アイディアファクトリー原作・監修、櫻井しゅしゅしゅ漫画「二世の契り」
夏目ココロ「黒鉄ガール」
尚月地「廃墟少女」
チカ「これは恋のはなし」
日吉丸晃「王子様降臨」
ネスミチサト「ジャウハラ幻夜」
もち「裸マフラー」
桑原草太「はにらび!」
ミキマキ「摩訶ソサエティ」
遠山えま「GDGD-DOGS」
厘のミキ「骸シャンデリア」
きりがユキ「星座男子」
天城れの「チェリせん!」

名前はAmazonの作品リストにリンクしているのですが、16作品中7作の作家がTOPにBL漫画という、少女漫画?なBL率になっているので苦手な方はご注意ください。
(該当は櫻井しゅしゅしゅ・夏目ココロ・チカ・日吉丸晃・ネスミチサト・きりがユキ・天城れの)

全体的にコメディ女装作家orBL作家という作りになっていますが、絵柄は可愛い少女漫画から等身高めのもの、萌え系デフォルメ、黒いゴシック系と満遍なく勢揃い。
講談社の他誌からの引き抜きの激しさには本当に驚きます。
おかげで『宇宙賃貸サルガッ荘』(Gファンタジーで打ち切られたマイナーSF漫画)も最終回まで読めましたし、次はどんな作家さんを連れてきてくれるのか楽しみです。

関連記事
勝利の悪魔(全3巻)/槇ようこ 感想
CLUB CRIME(全3巻)/凛野ミキ 感想落下傘ナース(全2巻)/厘のミキ 感想
団地にロボがやってきた/夏目ココロ 感想

WEB TSF読切:DATEHAMU!!/土星フジコ 感想 

『クラブサンデー』に掲載されている読み切り『DATEHAMU!!/土星フジコ』にTSF女体化)ネタがありました。
メインではありませんが、30ページ中14ページと該当シーンはかなり多めです。

DATEHAMU!!/土星フジコ/WEB読み切り/獣人/TSF(憑依)/女体化/オタク・腐女子/コメディ
掲載ページ:http://club.shogakukan.co.jp/magazine/SH_CSNDY/datehamu_001/detail/
あらすじ:隠れ腐女子のメガネっ娘女子高生・一瀬真雪。
真雪の家のペット・ハムスターのマサムネさん…実は伊達政宗の生まれ変わりで…? 
抱腹絶倒! カワカッコイイ! サンデー大期待のスーパールーキーが贈る、ドタバタ天下獲りコメディー!


ストーリーは、二次元そっくりの先輩に恋をする腐女子・真雪が、ペットの天下統一を目指すハムスター政宗に憑依されて先輩とバトルするというもの。
正直意味が分かりませんが、地味眼鏡の主人公が「天下統一!!」と叫んで好きな相手に斬りかかるのは面白かったです。
女体化状態は長いですが視点憑依されている真雪ですし、やることもバトルなので、女体化萌えは少なめ。
ただ濃い腐女子の真雪が目つきも髪型も変えて凶暴バトルをするので、ギャップ好きな方には良い漫画だと思います。
またアホ全開で気楽に読め、絵柄も可愛い馬鹿漫画なので、コメディが好きな方にもおすすめです。


でも一番面白かったのは、腐女子、ガチホモ、同人誌、かけ算表記が少年誌なのに一切説明なしなことでした。

にょたいかっ。(2)/龍炎狼牙 感想 

本屋に見つからずがっかりしていたら、コンビニで見つけました。
にょたいかっ。(2)/龍炎狼牙
にょたいかっ。 2 (MFコミックス) (MFコミックス コミックファクトリーシリーズ)にょたいかっ。 2 (MFコミックス) (MFコミックス コミックファクトリーシリーズ)
(2010/07/23)
龍炎狼牙

商品詳細を見る
にょたいかっ。/龍炎狼牙(るーえんろうが)/1~2/コミックシーモア連載(完結していますが続編もありそう?)/TSF(変身)/女体化/男体化/ふたなり
そして一応一般誌なのに、綺麗にビニールがかけられて完全にエロ漫画の扱いです。

実際の内容はというと、かなりエロ多めです。エロ縛りでもあるのか収録されている12話全てでエロ風味なネタがあるので、TSFは好きだけど女体化してのエロは無理という人には不向きかと。
内容は男主人公×女、女体化主人公×女、男×女体化主人公(痴漢、恋愛、セクハラ等一番種類が多い)、男体化女×女体化主人公とかなり雑多。
作者が元々エロ漫画描きなのでそれっぽい絵が多いです。
といってもエロ漫画ではないですし可愛い絵柄なので、あまり濃い描写を期待すると拍子抜けする可能性も。

ケータイ配信で空前のダウンロード数をたたき出し、単行本でも発売即日重版となった話題作『にょたいかっ。』の第二巻がついに登場。
今回は、女体化ばかりではなく◯×△!? さらに淫乱居酒屋女将・レイの誘惑で事態はとんでもない方向に……。
他にも真中がTVデビューしたり部長にエロ接待に連れていかれたりと相変わらずの盛りだくさん。――このモンスターは、自重という言葉を知らない。
(公式紹介より)

女の体にも慣れてきた真中が、フェロモンまき散らす内容の今作。
エロセクハラ漫画ですが、彼女になった岩波さんとの喧嘩→仲直りの内容は意外と恋愛漫画らしく、ちゃんストーリーが進んでいるのが良かったです。
そして岩波さんと喧嘩した挙げ句意図的に媚び媚びしている真中も性格悪くて可愛い。
また、前回なかった男体化した岩波さん×女体化真中までありました。

収録内容は
13th 女の体で温泉混浴
14th 女の体で温泉混浴、男の体で岩波さんとエロ
15th 接待でセクハラ
16th ふたなりに変身→岩波さんとエロ
17th 男体化岩波さんと女体化真中。やっぱりエロ有り。 
18th 男真中×岩波さん→男体化岩波さん×女体化真中
19th ヤンデレに襲われる真中と喧嘩
20th 真中がフェロモンまき散らす話
21th 男×真中 
22th 1巻に登場した若社長再登場
23th 襲われかけ真中
24th 男真中×岩波さん→男体化岩波さん×女体化真中

男体化岩波さん×女体化真中のインパクトが強かったのですが、見直すと意外と少ない。
男体化岩波さんは龍炎狼牙の作品によく出る女装の似合う美青年キャラっぽくて良かったです。


関連記事:にょたいかっ。(1)/龍炎狼牙 感想
※続きは龍炎狼牙の成年向けにょたの紹介になりますので、ご注意ください。
にょたいかっ。/龍炎狼牙 3期スタート

WEB獣人漫画『はまヲう/ヤカヒアユミミ』(Yahoo!コミックイッキルーキーズ掲載) 

Yahoo!コミックイッキルーキーズ掲載の『はまヲう/ヤカヒアユミミ』が蛙獣人の恋愛物でした。
掲載ページ:http://comics.yahoo.co.jp/magazine/ikki/ixtukiru01_0001.html
はまヲう/ヤカヒアユミミ/Yahoo!コミックイッキルーキーズ掲載/獣人(蛙)

粗筋:IKKIイチオシルーキー「イキオシ」なヤカヒアユミミ氏登場!! 
蓮華が夜の仕事に出ている間、はまヲうは家で彼女の帰りを待つ。そんな二匹のカエルの一日。


IKKIルーキーズの濃い読み切り。というかIKKIの読み切りは毎度濃いですが。
二足歩行で服を着た蛙達の話です。
ただ内容はスナックで働く蓮華を1人待つ「はまヲう」の話で、動物を使った面白さという物は一切ありません。
渋い大人の恋愛やら薄暗い雰囲気の作品が好きな人におすすめです。

男の娘オリジナルアニメ企画「迷elleオトコノ娘」PV公開 

10/14追記:男の娘オリジナルアニメ企画「迷elleオトコノ娘」PV公開
いつの間にか公開されてました!!曲は「反対ノハンタイ/榊原ゆい」。
ゆいにゃん曲でキャラ紹介とかまんまギャルゲーPVのようです。
目新しさはないものの、オーソドックスでテンプレートな安定感のあるつくり。
私は奇を衒った奇抜なPVの方が好みなのですが、「迷elleオトコノ娘」に関しては逆です。
どっからどう見ても普通の萌えアニメなのに男の娘。美少女ばっかりなのに全員男の娘!!
絵も可愛いですし、意外としっかり作られてそう?
今のところは鳴子つくし一押しです。ボーイッシュ系男の娘好きなんですがなかなかいない。
男の子の男の娘ではなく、あくまでボーイッシュなところが重要なのです。
スパッツも好きだー。キャラ的には真逆ですが、「おと×まほ」のスパッツもたまらんです。


以下は以前更新した分です。
男の娘オリジナルアニメ企画「迷elleオトコノ娘」公式サイトがスタートしました!!
公式サイトはこちらから:http://mayoelle.com/
公式ではイントロダクション、ストーリー、スタッフ&キャスト、リンクが更新。
TOPの画像も以前公開された分から変更されています。

イントロダクション
何もかもがオトコノ娘、オトコノ娘の時代へようこそ!
噂の「わぁい!」で掲載されたオリジナルアニメーション企画「迷elleオトコノ娘」。
あんな娘やこんな娘、可愛いオトコノ娘盛りだくさんでお送りしちゃいます!
企画・製作は、川口敬一郎監督自らメンバーを口説いて結成したサークル『SHAKE-UP』。
ハイクオリティなアニメーションをお届けする『SHAKE-UP』企画第1段、アニメ「迷elleオトコノ娘」に乞うご期待!!


ストーリー
市街地を離れ、自然豊かな岬まで足を伸ばすと、その学園はある。
岬の突端にたたずむ優美な校舎。
縦横に走る水路と、初等部、中等部、高等部、はては幼稚舎までも擁する広大な敷地。
ユニコーンと星々の煌めきを記章とする学びの庭の名前は――
『私立銀河学園』
映画、舞台、ネット、テレビなどさまざまな分野に飛び出す俳優を養成する全寮制の学芸校。
ここでは日々600人の男子女子が、とこしえに咲く薔薇の香りに包まれ、学問、部活動、そして夢をつかむための稽古に励んでいる。
春。
決意を胸に秘め、中等部にひとりの男の子が転入してくる。
ところがこの学園では異性の心を理解するためにあることが奨励されていた。
それは――


一番気になるキャラクター紹介がまだ更新されていないので、どの子が男の娘かは不明のまま。
イントロダクションを見ると全員男の娘!?とも思ったのですが、ストーリーだと共学とのことなので、女の子も出るっぽい?
現在はスタッフブログしかありませんが(既に第一話絵コンテは終了らしいです)、30日からキャラクターブログが公開ということで、そっちに期待したいと思います。

以前公開されていたイントロダクション等は、にゅーあきば.こむ様のリンクからどうぞ↓

男の娘マガジン「わぁい!」vol.2で、男の娘オリジナルアニメ企画「迷elleオトコノ娘~まよえるオトコノコ~」の記事が掲載されたそうです。
わぁい!Vol.2わぁい!Vol.2
(2010/07/24)
不明

商品詳細を見る


詳細&関連リンクが『にゅーあきば.こむ』様に掲載されています。
にゅーあきば.こむ該当記事:http://www.new-akiba.com/archives/2010/07/elle.html

公式HP紹介:何もかもがオトコノ娘、オトコノ娘の時代へようこそ!
うさわのわぁい!で掲載されたオリジナルアニメーション企画「迷elleオトコノ娘」。
あんな娘やこんな娘、可愛いオトコノ娘盛りだくさんでお送りしちゃいます!
アニメ「迷elleオトコノ娘」に請うご期待!!

監督:川口敬一郎
プロデューサー:福永収、丸山俊平
キャラクター原案:POP
構成・脚本:天河信彦
キャラクターデザイン:貞方希久子
主題歌/「タイトル未定」
歌/榊原ゆい 製作/エレメンツガーデン
イメージソング/「タイトル未定」
歌/榊原ゆい 製作/矢鴇つかさ
アニメーション制作:アクタス
製作:SHAKE-UP
キャスト:花澤香奈、井口祐香、藤村歩、藤田咲、伊瀬茉莉也、牧口真幸、榊原ゆい他
PV+同人誌 2010年10月発売予定!

トップは黒髪眼鏡ツインテと、「とらドラ!」の大河っぽいつるぺた釣り目茶髪ロングのデコ娘に挟まれたショタ学生のイラスト。
眼鏡はおっぱいが付いていますが、イントロからしておそらく付け乳。
等身はそこそこあり、あまりキャラデザのPOPっぽくない絵柄です。
ざっと検索した感じ、監督さんが「ハヤテのごとく!」と同じだったり「バカとテストと召喚獣」で絵コンテをしていたりとちょこちょこ男の娘キャラが登場する作品に関わっているようです。
そして音楽関連からそこはかとなくエロゲ臭がするのが気になる。
全キャラ男の娘のエロゲはすでにいくつか発売されていますが、アニメでは当然初。
漫画でも該当はプリンセス・プリンセスくらいでしょうか?
思考も外見も女の子なキャラもいいですが、せっかくなら強制女装や、女装しているけど口調は男の子とかもちょっと混ぜてくれると嬉しいです(過去買った全キャラ女装ゲー、絵は良かったのですが、全員乙女思考で一人称私だったのが微妙でした…)。
今のところOVAかTV放送かなどは一切不明ですが、今後が楽しみです。

7/22 公式HP公開カウントダウンが開始されています:http://mayoelle.com/
前回の主人公ショタ、眼鏡巨乳・ツンデレデコではなく、短髪褐色スパッツとふんわり天然ロリ、ギャルチックな女の子がページに登場。
3人とも男の娘キャラとしてはかなり珍しいタイプな気がするので(特にボーイッシュ少女風男の娘とか)、ここはぜひ全キャラ男の娘で行って欲しいです。
それにしても本気で5人(と主人公も?)とも男の娘だとしたら、普通にハーレムアニメみたいな感じになるんでしょうか。

開花あやし事件帖(全1巻)/永尾まる 感想 

開花あやし事件帖 (怪COMIC)開花あやし事件帖 (怪COMIC)
(2010/07/26)
永尾 まる

商品詳細を見る
開花あやし事件帖/永尾まる/全1巻/コミック怪連載/妖怪/明治時代

不思議事件を取り扱う雑誌編集者、青山千方が手に入れた小さな手の妖怪「手手丸」。
本体の「阿猛丸」に追われつつ、不思議で感動の事件の数々を解決する。
「ねこぱんち」の人気作家が「コミック怪」に登場!


あやかし雑誌の編集者・青山千方が出会ったのは、動き回る腕のミイラ。
頭も良く働き者の「手」に「手手丸」と名付けかわいがるものの、それが気に食わない本体の「阿猛丸」は、しつこく千方を狙っていて・・・・・・。

動き回る腕のミイラ、蛇の化け物「阿猛丸」、蜘蛛女に首と体の幽霊、九十九神。いろいろ登場しますが、特定の妖怪などは登場せず、様々な妖怪が登場する漫画が好きという方にはあまりおすめできません。
ストーリーの方も阿猛丸の正体などはっきりしないところが多く、若干消化不良な感じです。
永尾まるの作品に共通する、内容に反して柔らかく穏やかな雰囲気は変わらないので、作者さんのファンなら、買っても良いかと思います。

関連記事:ななし奇聞(全1巻)/永尾まる 感想

のぶながっ!(2)/東皓司 感想 

のぶながっ! 2巻 (GUM COMICS Plus) (ガムコミックスプラス)のぶながっ! 2巻 (GUM COMICS Plus) (ガムコミックスプラス)
(2010/07/24)
東 皓司

商品詳細を見る
のぶながっ!/東皓司/1~2/コミックガム!連載中/女装/戦国時代/TSF(性別反転当然系)/女体化
※『コミックガム!』連載ですが、普通の青年コミックサイズです。

天下を狙う織田信長の新戦略は…女装!?
浅井長政の結婚相手として近江に潜入した信長は、スクール水着に涙目になったり、比叡山に火をかけたりと大忙し。
そんなこんなでついに登場したライバル・足利義昭はなんと、ロリロリの幼女だった……。
アキバBlogでもヒンシュクかいまくり!?
長政をめぐっての幼女とのバトル(!?)も勃発し、いよいよ目が離せない「史実涙目wの戦国ラブコメディ」待望の第2巻!!


時は戦国。
尾張の織田信長は、敵対する浅井長政の殺害を企て、妹姫・お市を装い浅井領へ潜入した。
――――が、そこの殿様長政はへたれ泣き虫弱っちいの三重苦の駄目殿様だった!!
しかたなく長政を、花嫁・お市として強力な武将に調教する信長なのだった。
というのが、前巻までの粗筋。
女装信長に無口巨乳の綾波系濃姫など、めちゃくちゃな設定が多いこの漫画ですが、二巻ではこんなことになってました。

強気で暴力的なツンデレを装いつつ、長政への殺意がだだ漏れている信長も邪悪可愛いですが、純粋に可愛い萌え男の娘を選ぶなら、やっぱり長政だと思います。
なんせ女装時の姿が可愛すぎる。
のぶながっ! 長政女装
正体隠した状態で凶悪美少女化している信長とは対照的に、こちらはひたすらピュアホワイト。信じやすく、優しく、気弱な泣き虫。
女装させられると「男なのに恥ずかしいよ~!」と顔を赤らめ、男状態でも男性陣(濃姫の父親斎藤道三やら部下たちやら)に萌えられ追っかけられる男の娘ぶり。
ちなみに通常の男の姿も、ヘアピン・ひらひら袴・微妙にお色気入った肩出しの着物と、かなり中性的な格好です。
そのため、男モードで信長や幼女とくっついていても百合にしか見えませんでした。
2巻ではアイドルにチャレンジの回に、道三の時代を完全に無視した妄想と女装も充実。
オール女装の信長と比べると勿論少ないですが、1巻で長政の可愛さに萌えた方には全力でお勧めです。

また今回はTSFキャラも登場。
めちゃくちゃな漫画ですが、性別逆転キャラは初だったりします。
ストーリーの中で女性化ではなく元々女の子だった設定のキャラなので女体化ものとしてはかなり微妙ではありますが、傲慢口調で苦労人の幼女な「あきちゃん」は可愛いです。

こんな漫画なので純粋な歴史ファンには向きませんが、女装・男の娘漫画が好きな方にはお勧めです。

以下各話感想
『偽信長討伐★戦-後編-』偽信長の手紙解決編。見どころは信長が濃姫に襲われる疑似百合。
『延暦寺粛清★戦』不遜な僧に腹を立てた信長が、長政・濃姫とともに延暦寺プロダクションに乗り込む話。
見どころはやっぱり長政の女装。
『小谷城帰還★戦』忘れられた信長の部下・仙千代とくのいち・つくねの回。
男の仙千代が信長が変装している市の変装を、つくねが長政の男装をしています。
実は仙千代もかなり男の娘レベルは高いのですが、あまり登場しないので印象は薄いです。
『一乗谷突入★戦』鬱・陰険・黒魔術の浅倉義景登場。そしてやっぱりもてもての長政。
『一乗谷攻城★戦』前回の続き。
『上洛前哨★戦』幼女将軍アキ様登場。
『不破の関突破★戦』アキ様に頼まれ、関所を逃れようとする信長一行。

アイドルプロデューサー兼延暦寺僧侶の覚怒、変態ショタコン・道三など内容・設定は滅茶苦茶なのですが、複数の武将にそれぞれの部下と登場人物は多いので(特に部下はあまり漫画には登場しない人も多いような)、どんな設定も笑って許せる歴史パロが好きな方にもいいかもしれません。

関連記事
のぶながっ!(1)/東皓司 感想
のぶながっ!(3)/東皓司 感想

人間失格 壊(全1巻)/ニノ瀬泰徳(原作:太宰治) 感想 

人間失格 壊 (チャンピオンREDコミックス)人間失格 壊 (チャンピオンREDコミックス)
(2010/07/20)
ニノ瀬 泰徳太宰 治

商品詳細を見る
人間失格 壊/ニノ瀬泰徳(原作:太宰治)/全1巻/チャンピオンRED連載/女装/TSF/触手エロ/エログロナンセンス

恥の多い生涯を送って来ました――
幼い頃より自意識にまみれ、世の中と調和できずにいた大庭葉蔵。
無邪気さを装って、周囲を欺いてきた彼の孤独な生涯とは…!?
不朽の名作を、漫画界の異端児が己の情念と人生を込めて大胆に漫画化!!


主人公の大場葉蔵が、女装させられ犯されるシーンがあります。
またこの漫画にはかなり絡みのシーンが多いのですが、葉蔵の相手や彼が決定的に人間から逃げ出すきっかけとなった出来事など、強制的に相手に性行為を迫る人間たちは、全て内臓と触手で構成されたゲル状のもので描かれています。
エロ、触手、女装していない状態での性描写、輪姦、少女のグロ化、昭和初期のエログロナンセンス、そしてにじみ出す狂気。
そういったものが苦手な方は回避された方が良いです。
凶悪な絵とグロ描写、何より葉蔵から見た世界の歪みは、連載誌が少年漫画ということを一笑に付したくなる不健全が描かれています。

「地獄よ 地獄 人間地獄
  この世に仏はありようもんか
   地獄が嫌なら やれ逃げなんし」


内容はタイトル通り『人間失格』コミカライズ。そしてタイトル通り壊れています。
この作者は、もともと「他者」に対する悲観・恐怖を感じさせる発言が多い方です。その癖、うす暗く忌憚すべきことをインタビューや後書きで何のてらいもなく明け透けに云ってしまうという妙な性癖の持ち主のため、極一部のネットで微かに有名になったりもしていました。
実際のところ、それが真実なのか、単なる読者へのパフォーマンスなのかは分かりません。
ただこの作品で、その作者の思考と『人間失格』という作品が、絡み合いエログロナンセンスとしかいいようのない怪物に変貌したことは確かです。

収録されているのは全四話。
『第一の手記 お道化』『第二の手記 裏切り』『第三の手記 世間』『第四の手記 廃人』
そしてこの作品を描くきっかけとなった読切『帝都闇花忌憚 病みうさぎ』です。

大筋は『人間失格』ですが、愚鈍な少年・竹一が、「竹一姫花」という美少女に姿を変えたり、原作では大学に通った後に会う「ヨシ子」が幼なじみになっていたりと、諸所で変更が見られます。
また登場する人々を待つものも、小説とは随分と異なっています。

しかし、状況・環境・取り巻く人々がいくら姿を変えても、主人公・葉蔵の「人」「世間」への恐怖はなんら変わることはありません。
薄いとはいえ文庫本一冊。それを四話という決して多くはない話数で、何よりその強烈な印象をそのままに、より醜悪に腐敗させているのには、原作物でありながら漫画家の幾重にも張り巡らされた意識を覆う肉壁を、鋼鉄の筆で切り裂いて濁った血と唾棄したくなるような臆病な憎悪を、えずきながら無理やり引きずり出して読者に見せつけているようにすら感じられました。 

自分を「かわいがる」人々が、決して人には見えない葉蔵。親友は化け物と化し、無垢な少女は救いを叫びながら朽ちていく。
彼の目からは人が、世間が全て悪夢に他ならず、逃げ出す術も持ちません。
そんな中、彼を囲う女性の娘・シゲ子の幼さと優しさだけが救いでした。葉蔵と性別・性格なにもかも、全てが正反対の彼女は、決して美麗とは言えない絵なのに、ただただ美しくあたたかく感じられました。
また「竹一姫花」も原作の登場人物を改変して描かれたとは思えないほどの鮮烈な存在です。
道化を演じる葉蔵に「わざ わざ 」とつぶやくのは同じですが、笛をふきつつ歌う姿は、決して人ではない奇妙なものとして私の中に残り続けました。
そして最後のカタルシス。

読切の『帝都闇花忌憚 病みうさぎ』は、クラスで一番暗い子や、成績の悪い子……病んでいる子を狙う『触手仮面』に狙われた学年主席の「健全」な少女の話です。
触手エロが半分を占める作品ですが、皮を剥がれた健全少女の暗さ・汚さは、葉蔵に通じるものを感じました。

この漫画を『人間失格』という作品が好きな方に、勧めていいものかは分かりません。
ただ、一太宰治ファンの自分は、この漫画が『人間失格』が好きな方に読まれて欲しいと思いました。

関連記事:魔女の騎士ヘクセン=リッター/二ノ瀬泰徳 感想

TSF(ただし人によって捉え方は異なるかと思います)については続きに。
重要なネタバレがありますのでご注意ください。

▼続きを読む▼
最新記事
カテゴリ
タグ記事検索
最新コメント
最新トラックバック
リンク
コミ萌evo
コミックや雑誌の感想、イラストなどを書かれています。
アルバニトハルネ紀年図書館
漫画の感想や「花とゆめ」など雑誌に関する記事も書かれています。
気分がのれば?
マンガやアニメの記事、日々の出来事について書かれています。
みのむーのTSFな日記
マンガやゲーム、ドラマなど様々なTSF作品を紹介されています。
TS関連ブログ(仮)
TSFや女装を扱った漫画や小説のレビューブログさん。
TS・女装・入れ替わり作品収集所
TSFや女装を扱った作品を紹介されています。18禁のもの扱われていますので、苦手な方はご注意ください。
女装・女性化作品フォーラム
女装・TSFの情報をまとめているサイトです。
にゅーあきば.こむ
有名なアキバ系ブログさん。広告は18禁多めなので苦手な方はご注意を。
アキバBlog
こちらも有名なアキバ系総合ブログさん。
ばさらブログ
戦国BASARA関連はこちらで更新中。
読書メーター
とのすけの最近読んだ本
月別アーカイブ
プロフィール

とのすけ

Author:とのすけ
マンガ大好きおたくペンギン

ブログ内検索フォーム
ブログサイト

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ
全記事表示リンク
FC2カウンター
現在の閲覧者数: